対面授業再開で検定問題集が上位に…大学生協Book Best 10

 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は2020年11月24日、全国の10生協の書籍部で10月に売れた本のベストテンを発表した。各大学は後期授業から対面授業が一部始まり、学生の来店が増え試験対策本がランクインするなどした。

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 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は2020年11月24日、全国の10生協の書籍部で10月に売れた本のベストテンを発表した。各大学は後期授業から対面授業が一部再開し、学生の来店が増え試験対策本がランクインするなどした。

 「Book Best 10」は、北海道大学生協、東北大学生協、東京大学生協、早稲田大学生協、慶應義塾生協、名古屋大学生協、京都大学生協、同志社生協、大阪大学生協、九州大学生協の全国10生協の書籍部が、今売れている本を毎月紹介している。

 北海道大学生協と同志社生協の1位は「ポケット六法 令和3年版」(佐伯仁志著)。北海道大学生協の書籍部クラーク店は、リモート授業中心の中でも、学生の来店が多い月だったという。六法やTOEIC試験対策本が上位にランクインするなど、学生が戻ってきている証拠とコメントしている。

 東京大学生協の1位は「問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造」(大槻兼資著)。プログラムが「書ける」だけにとどまらず、効率の良い結果を得るプログラミングについて書かれた本が1位を獲得した。2位は「緊急提言パンデミック」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)。3位の「民主主義とは何か」(宇野重規著)と4位の「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」(加藤陽子著)は同大学教授の著書で、興味を持った学生が多かったようだ。

 名古屋大学生協1位の「公式TOEIC Listening&Reading 問題集6」(Educational Testing著)は、九州大学生協も1位、大阪大学生協は2位、同志社生協は5位、北海道大学生協は6位にランクインしている。九州大学生協は、対面授業がある程度あるため、語学関係・数学・物理解き方などが売れているという。

 京都大学生協は、京都大学学術出版会の鈴木哲也編集長著の「学術書を書く」(2015年9月刊行)に続く、「学術書を読む」が1位。同率1位は「人新世の『資本論』」(斎藤幸平著)、3位は「ゼロから作るDeep Learning」(斎藤康毅著)。そのほか、早稲田大学生協の1位は「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集 2022最新版」(オフィス海著)、2位は「『会社四季報』業界地図 2021年版」がランクイン。同大学生協は10月12日より短縮営業だがブックセンターが再開している。慶應義塾生協日吉書籍部は長期休業中のため、再開次第Book Best10を報告する。
《田中志実》

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