埼玉県、臨時休館中も楽しめる「#おうちでミュージアム」

 埼玉県は2021年1月22日、臨時休館中の県立博物館・美術館8館による「#おうちでミュージアム」について発表した。2月7日までの臨時休館中もWebを通じて自宅から、展示会や収蔵品の動画、写真などを楽しむことができる。

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埼玉県立さきたま史跡の博物館「Web展示室」
  • 埼玉県立さきたま史跡の博物館「Web展示室」
  • 埼玉県立自然の博物館「動画で学ぶ身近な自然」
 埼玉県は2021年1月22日、臨時休館中の県立博物館・美術館8館による「#おうちでミュージアム」について発表した。2月7日までの臨時休館中もWebを通じて自宅から、展示会や収蔵品の動画、写真などを楽しむことができる。

 埼玉県立博物館・美術館は、緊急事態宣言の発令に伴い、2020年12月24日から2021年2月7日まで臨時休館している。「#おうちでミュージアム」は、臨時休館中でも自宅から各館の展覧会や収蔵品を楽しんでもらおうという企画。動画や写真などを各館公認のWebサイトやTwitter、Facebook、Youtubeから発信する。なお、企画には従来から公開している内容を一部含む。

 「#おうちでミュージアム」に参加するのは、県立歴史と民俗の博物館、県立さきたま史跡の博物館、県立嵐山史跡の博物館、県立近代美術館、県立自然の博物館、県立文書館、県立川の博物館、さいたま文学館の8館。

 このうち、県立さきたま史跡の博物館では、会期途中で閉幕となった最新出土品展「地中からのメッセージ」(会期:12月12日~2月7日)のWeb展示室を開設。少しでも展示の雰囲気を味わってもらおうと、展示風景や見どころなども動画で紹介している。

 県立自然の博物館のWebサイトには、360度カメラで撮影された館内を楽しむことができる「バーチャル展示室」があり、展示の説明を読みながら答えを探す「博物館クイズ」も掲載。「動画で学ぶ身近な自然」と題した動画は、「タンポポのタネ模型をつくろう」「蚊の標本作成実演」など9本公開している。

 このほか、埼玉県文化資源課の公式Twitterでも各館のコンテンツを「#おうちでミュージアム」のハッシュタグをつけて紹介している。埼玉県では、「#おうちでミュージアム」において今後も新しいコンテンツを随時提供していくという。
《奥山直美》

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