保護者が中学受験を経験した家庭の子ども、8割以上が中学受験

 保護者が中学受験を経験した家庭では、私国立中学受験と公立中高一貫校受検、あわせて84.0%が中学受験した、もしくは検討していることが、栄光ゼミナールが2021年2月25日に発表した調査結果より明らかになった。

教育・受験 小学生
保護者の受験経験
  • 保護者の受験経験
  • 子どもが経験した受験、もしくは検討している受験
  • 保護者と子どもの受験経験
  • 保護者と子どもの受験経験
  • 保護者と子どもが同じ受験を選んだ理由
  • 保護者と子どもの受験についての印象(保護者・子どものどちらも中学受験)
  • 保護者と子どもの受験についての印象(保護者・子どものどちらも高校受験のみ)
  • 保護者と子どもが異なる受験を選んだ理由
 保護者が中学受験を経験した家庭では、私国立中学受験と公立中高一貫校受検、あわせて84.0%が中学受験した、もしくは検討していることが、栄光ゼミナールが2021年2月25日に発表した調査結果より明らかになった。

 調査は、小学3年生~高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)を対象に実施した。回答者数は726人。調査期間は2021年1月13日~27日。今回の調査で、「中学受験」は国立・私立中学受験のほか、公立中高一貫校受検を含む。「高校受験」は、国立・公立・私立高校のほか、国公立高等専門学校入試を含んでいる。

 保護者自身の中学受験・高校受験の経験について聞いたところ、「中学は受験せず、高校を受験した」74.2%が最多。次に多かったのは、「中学を受験して、高校は内部進学をした」15.3%であった。

 子どもが経験した、もしくは現在検討している受験は、「私国立中学校をメインに受験する・した」が47.7%、「公立中高一貫校をメインに受検する・した」が23.1%、「中学受験はせず、高校受験をする・した」が27.4%だった。また、私国立中学校や公立中高一貫校をメインに受験(検)した中高生のうち、「高校受験をする・した」は25.4%。公立中高一貫校は1校しか受検できないのが一般的で、倍率も高いため、中学受験に続き高校受験をするケースも少なくないという。

 中学受験をした保護者と、高校受験のみをした保護者を比べると、保護者が中学受験を経験した家庭では、子どもは私国立中学受験と公立中高一貫校受検、あわせて84.0%が中学受験した、もしくは検討していると回答。保護者が高校受験のみをした家庭よりも16.5ポイント高かった。

 保護者が経験した受験と、子どもが経験した(もしくは現在検討している)受験について、「異なる受験」という回答が63.8%ともっとも多い。「同じ受験(高校受験のみ)」は21.9%、「同じ受験(中学受験のみ)」は13.4%だった。

 保護者と子どもが同じ受験を選んだ理由を聞いたところ、中学受験を選んだ家庭では「子どもの適性にあった教育が受けられると考えた」67.3%が最多。「保護者自身や配偶者がその進路を選んでよかったと感じている」52.5%が続いた。高校受験を選んだ家庭では、「子どもがその受験を希望した」56.8%がもっとも多い。ついで、「子どもの適性にあった受験を選んだ」43.2%となった。

 保護者と子どもも「中学受験をする・した」「高校受験のみをする・した」家庭のどちらも、子どもの受験のほうが大変だという印象を持っている保護者が多かった。約9割の保護者が「子どものほうが、受験に対する保護者のサポートが必要だ」という印象を持っていた。

 保護者と子どもが異なる受験を選んだ理由は、中学受験を選んだ家庭では「子どもの適性にあった教育が受けられると考えた」53.6%、「保護者が子どもに、保護者とは異なる受験を勧めた」40.5%が多かった。高校受験を選んだ家庭では、「子どもの適性にあった受験を選んだ」47.4%が最多。「子どもが保護者とは異なる受験を希望した」39.5%が続いた。

 中学受験をする・した家庭に中学受験のメリットを聞くと、「子どもにあった学校や教育を早期に選べる」「学力の向上につながる」「大学受験への準備ができる」など。高校受験のメリットは、「中学受験と比べて、保護者のサポートの負担が軽い」「中学受験と比べて、経済的な負担が軽い」をあげる保護者が多かった。

 高校受験のみをする・した家庭は、中学受験のメリットとして「附属の大学へ内部進学ができる」ことをあげる保護者が多い。高校受験のメリットについては、「子どもにあった学校を自身の力で選べる」「子どもの適性を見極めてから受験を迎えられる」が多くあがっている。

 受験や勉強について、今の子どもたちがうらやましいと感じることを聞いたところ、「タブレット学習や動画など、簡単にみられない実験や景色写真が手軽に手に入ること(小4保護者)」「公立中高一貫校があり、公立でもより深い学びを得られる機会があることがうらやましい(小6保護者)」など。大変そうだなと感じることは、「勉強量(塾の宿題など)が圧倒的に多くて、精神的にも体力的にも大変だと感じる(小5保護者)」「英語4技能が重視されており大変だと思う(中3保護者)」「入試制度がかなり複雑で、変更もあるので、保護者も情報に気を付けないといけない(高3保護者)」といった意見が寄せられている。
《外岡紘代》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top