コロナ禍を経験した現役大学生の多くが平日ほぼ毎日パソコンを利用していることが2021年3月8日、富士通クライアントコンピューティングの調査結果からわかった。オンライン中心の学校生活についても、約半数の学生がポジティブにとらえている。 「コロナ禍を経験した現役大学生のパソコン利用に関する調査2020」は、富士通FMVの製造・販売を行う富士通クライアントコンピューティングが2021年1月22日~25日、インターネットで実施。全国の大学・短大・専門学校・大学院生600人(男女各300人)から回答を得た。 コロナ禍を受けて変化した学校生活における行動や考え方については、42.7%が「オンライン中心の学校生活は自分にあっている」と回答。2020年度はコロナ禍でオンライン授業を余儀なくされたが、パソコンなどを通じた遠隔での勉強方法をポジティブにとらえている学生が多いことがわかった。「オンラインではなく、学校に通学するほうが自分にあっている」は28.1%、「どちらともいえない」は29.2%だった。 一方、勉強以外の生活環境についてはネガティブな回答が多く、「オンライン生活において友人・知人・先輩との交流が減った」は50.7%、「オンラインでのコミュニケーションは意思疎通が難しい」は45.7%を占めた。 オンラインの基本ツールであるパソコンの利用頻度については、48.2%が「週に6~7日程度(ほぼ毎日)」、22.3%が「週に4~5日程度」と回答。約7割が週4~5日以上パソコンを利用しており、学生の多くが平日ほぼ毎日パソコンに触れていることが推察される。 パソコンで利用頻度の多い用途を尋ねた結果は、1位が「学校利用:学校から出された課題・レポート作成」、2位が「学校利用:学校が配信するオンライン授業の視聴」、3位が「学校利用:ゼミ・研究室での研究活動」。学校利用が上位に並び、パソコンを勉強に活用してオンライン学習に励むようすがうかがえる結果となった。 富士通FMVは3月8日から、新生活を迎える学生に向けた新コンテンツ「1年間オンライン授業をやった現役大学生が教える!本当に後悔しないパソコン選び」を配信している。パソコン選びのポイントのほか、調査結果の詳細なども紹介している。
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