慶應義塾大学の学生と東京藝術大学の学生が障害を持つ子供向けのアートイベントを行う新規事業エラフルーを開始した。障害×アートで子供たちの生活に彩りを加え、才能を発掘する。障害を持つ子供の「”やりたくてもできない”を0にする」をミッションに、アートイベントやアトリエ教室を行っている。 エラフルーは、慶應義塾大学の学生2名と東京藝術大学の学生2名の計4名で構成された才能発掘カルテット。障害を持った子供たち向けのアートイベントの企画やアトリエ教室を行っている。 障害を持った弟がいるメンバー、発達障害を克服したメンバーや、障害者施設でのボランティア演奏をしているメンバー等で構成されている。障害を持った子供たちの土日や放課後の選択肢が少ないという課題を解決するために、アートイベントを通した事業を展開。 エラフルーの山本亮輔氏には、特別支援学校に通う重度障害の弟がいる。弟の育児に9年間携わってきて、障害を持った人を囲む社会にたくさんの課題を感じてきた。健常児ができる「選択」も障害を持っているが故にできないという状況、それらの障害を持っているが故に「やりたくてもできない」ことを自分の事業を通して0にしたいと考え、エラフルーを創業した。 サービス内容は、新規事業・アートイベントとアトリエ教室。アートイベント初回は、10月初旬に開催。障害を持った子供たち向けのアートイベントを通し、東京藝術大学の学生とアートを共創する。 アトリエ教室は特別支援学校に通学する生徒向け、アーツ千代田にてマンツーマンでサポーターが子供をサポートしながら、作品を創る。◆エラフルー「アートイベント」開催日:10月初旬(詳細は決まり次第連絡)◆エラフルー「アトリエ教室」対象:特別支援学校に通学する生徒会場:アーツ千代田