【高校受験2022】千葉県公立高入試、社会の学力検査で事故

 千葉県教育委員会は2022年2月28日、令和4年度千葉県公立高等学校入学者選抜本検査第2日(2月25日実施)の学力検査中、県立船橋啓明高等学校の一部の検査室で、社会の学力検査終了の放送が流れず、検査時間が通常より2分間長くなるという事故が発生したことを公表した。

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令和4年度千葉県公立高等学校入学者選抜本検査第2日における事故について
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  • 学力検査での事故のお詫び
 千葉県教育委員会は2022年2月28日、令和4年度千葉県公立高等学校入学者選抜本検査第2日(2月25日実施)の学力検査中、県立船橋啓明高等学校の一部の検査室で、社会の学力検査終了の放送が流れず、検査時間が通常より2分間長くなるという事故が発生したことを公表した。

 県立船橋啓明高等学校では、2月25日に実施した千葉県公立高等学校入学者選抜本検査第2日「社会」の学力検査中、9検査室のうち2つの検査室で、検査終了の放送が流れず、検査時間を通常より2分長い52分間としてしまう事故が発生。事故の原因は、現在調査中だが、放送機器の操作ミスの可能性が高いという。

 こうした事態を踏まえ、検査当日、第3検査室から第9検査室(受験番号81~355)で受検した受検生については、希望があれば3月3日に実施する追検査で、「社会」の検査を52分間で受検することを認めることとした。

 追検査を希望する受検生は、県立船橋啓明高等学校のWebサイトから「追検査(社会)受検願」を印刷し、必要事項を記入のうえ、2月28日午前9時~午後4時半または3月1日午前9時~正午に県立船橋啓明高等学校まで提出すること。

 追検査の日程は、3月3日の午後2時15分~3時5分が「社会」の予定となっており、この時間に合わせ集合・受付等を行う予定。なお、追検査を受検した場合には、追検査での得点が一般選抜「社会」の得点となるので注意してほしいとしている。

 県立船橋啓明高等学校長は、今回の事故に対し「公平・公正で信頼に足る検査を実施しなければならないところ、本校の受検生のみならず、県内の受検生および関係者の皆様に不安と御迷惑をおかけしたことについて深くお詫び申し上げます」と謝罪の意を表した。
《川端珠紀》

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