教育起業家・前田智大氏に聞く「親子で学びが好きになる」アイケアモニター活用法

 子供たちの興味と少人数での対話を重視した探究学習プラットフォーム「スコラボ」を運営する前田智大氏に、楽しく継続できる家庭の学習環境の整備やBenQのアイケアモニターGWシリーズ「GW2485TC & GW2785TC」とモニター掛け式ライト「ScreenBar Plus」の利点を聞いた。

教育・受験 小学生
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スコラボ共同創業者 前田智大氏
  • スコラボ共同創業者 前田智大氏
  • 学習や進路のために自分のノートパソコンが必要だなと感じたのは高校2年生のとき
  • MITでは「研究にも、論文を読むのも書くのも、とにかくパソコンと外付けモニターが必須だった」と語る前田氏
  • 博士や専門家から直接学ぶことができる探究学習のオンライン授業プラットフォーム「スコラボ」。265クラス(2022年10月24現在)のラインナップは、算数・プログラミング、サイエンス、ゲーム、起業、SDGsなどさまざまで、見ているだけで大人も子供もワクワクする
  • 先生が一方的に子供に伝えるのではない「対話重視」の授業がスコラボのこだわり
  • 前田さん自身もマイクラやPythonを使ったプログラミング授業、起業の授業等で子供たちに教えている
  • 縦型はプログラミングに最適
  • スコラボ共同創業者 前田智大氏

 教育起業家の前田智大氏は、米国のマサチューセッツ工科大学(以下、MIT)で過ごす中で、日本と米国との教育の違いを実感。研究者の道を選ばず、子供向け少人数ライブ授業の探究学習プラットフォーム「スコラボ」を日本で立ち上げた。「スコラボ」は今、子供たちの興味と少人数での対話を大切にした265講座(2022年10月24日現在)を展開中。子供たちとオンラインで接する機会が多い前田氏に、楽しく学び続けることができる家庭の学習環境の整備や、BenQのアイケアモニターGWシリーズ「GW2485TC & GW2785TC」とモニター掛け式ライト「ScreenBar Plus」の利点を聞いた。

MITの寮は外付けモニターを自由に使える環境

--灘中高、東大、そしてMIT…という理系エリートの道を歩んできた前田さんですが、パソコンや外付けモニターを使いはじめたのはいつごろなのでしょうか。

 パソコンに出会ったのは小学校に入ったころでした。自分用ではありませんでしたが家にブラウン管のテレビのような大きさの、モニターとパソコン本体が一体化したものがありました。当時は学習用ではなくクマのゲームで遊んでいた記憶がありますね。通っていた公立小学校では高学年になってワープロソフトを使ったタイピング等のパソコンの授業がありましたが、学校でも家でも特別早くからパソコンを使っていたわけではありません。

 中学3年生になって両親が家族共用のノートパソコンを買ってくれましたが、学校の調べ学習で利用する以外は、ずっとYouTubeを見ていました(笑)。ダンスが好きでYouTubeではダンスの動画をずっと見ていました。その後、東大入学後にブレイクダンスを始めて、MITでもダンスチームに所属していたんです。

学習や進路のために自分のノートパソコンが必要だなと感じたのは高校2年生のとき

--ブレイクダンスで! では、小さいころから勉強やプログラミングにパソコンを使ってきたわけではなく、普通に自分の興味があることに使っていたんですね。

 そうですね。学習や進路のために自分のノートパソコンが必要だなと感じたのは高校2年生のときでした。プレゼンテーションをする機会ができたので、両親に頼んで自分専用のパソコンを買ってもらいました。それが自分用の初めてのパソコンでした。灘高校在学中に銀賞を受賞した国際生物学オリンピックでは、本を読んで細部がわからない時にネットですぐに調べて勉強していました。他の本を買っても知りたい情報にたどり着けるかはわからないので、ネットは非常に便利でした。MIT受験の準備にもノートパソコンは欠かせませんでした。灘高の授業では情報の授業はありましたが、常にパソコンを使うわけではありませんでした。学校にも自分のノートパソコンを持ち込んで、休み時間に書いては消して、書いては消してを繰り返してMIT受験用のエッセイを書いてましたね。

--外付けモニターはいつごろから使っているのでしょうか。

 MITに入学してからです。MITの寮には先輩たちが使っていた外付けモニターが何台も部屋に残されていて、自由に使って良かったんです。キャンパス内の共用の勉強スペースにも外付けモニターがあって使う人は多かったですね。私も部屋でも共有スペースでもフル活用していました。基本的に自分のパソコンには課題を表示し、何かわからないものを調べるには外付けモニターに写して2画面使っていました。プログラミングの授業でも課題とプログラムの画面で2つに分けていました。数学は紙に書いて解くことが多かったのですが、他の教科はパソコンがメインの学習ツールで、授業でも課題でも毎日使っていましたね。数学もレポートはLaTeXという数式を書けるソフトでまとめたり、研究にも、論文を読むのも書くのも、とにかくパソコンと外付けモニターが必須でしたね。

MITでは「研究にも、論文を読むのも書くのも、とにかくパソコンと外付けモニターが必須だった」と語る前田氏

親が気持ち良くわが子の学びを応援。専門性と対話が魅力の「スコラボ」

--研究者の道に進まずに日本で起業した経緯を教えてください。

 もともと好奇心がとても強く、高校時代に生物学オリンピックを通じて魅力的な教授の方々に出会って自然と研究者になりたいと思いました。MITや大学院のメディアラボは、社会に対して役立つことをしようという思想が大きいところで、当時研究していた人類の知の限界や10年後のテクノロジーを作るというテーマはとても楽しかったんです。でも今の研究が実用化されるまで10年かかるなら、はたして役に立つのかどうかわからない。もっと良い道があるのではと感じていました。

 当時、孫正義育英財団に参加して起業家の方から話を聞いたり、MITの教授もスタートアップをやっていたり、複数のスタートアップの顧問をしていたりしたので、そのうち起業のほうが面白いのではないかと思い始めたんです。自分が解決したい課題や立ち位置、これまでの研究などをフラットに考えて、やはり教育が変わらないと社会も良くならない、もっともレバレッジが効いて社会が良くなるのは教育じゃないかと思い立ち「スコラボ」を立ち上げました。

博士や専門家から直接学ぶことができる探究学習のオンライン授業プラットフォーム「スコラボ」。265クラス(2022年10月24現在)のラインナップは、算数・プログラミング、サイエンス、ゲーム、起業、SDGsなどさまざまで、見ているだけで大人も子供もワクワクする

--2020年にサービスを開始した「スコラボ」は研究者や専門家によるライブ授業をオンラインで受けることができるプラットフォームですが、あらためてコンセプト・特徴を教えてください。

 スコラボは常により良いサービスを作り出すことを模索していますが、創業時から変わらないコンセプトは「親が気持ち良く応援できる、子供が夢中になる学びの体験」を作ることです。子供たちの学びの体験は、子供にとっても親にとっても良いものでなければなりません。たとえば、子供はゲームに夢中になりたいのに親はそれを反対する。また、子供は勉強をやりたくないけど親はさせたい、というような相反する構図はお互い辛い。お互い気持ち良いものでないと、子供と親のどちらにも大きなストレスがたまっていきます。

 私たちはスコラボを、子供が夢中になって親もこれなら将来役立つし、わが子に向いているから絶対にやって欲しい、という体験を作り出して、それを継続できる場にしたいと思っています。先生との対話を通じたオンラインの少人数ライブ授業で、楽しく学ぶことができるクラスが今は265クラスあります。算数・プログラミング、サイエンス、ゲーム、コミュニケーション、宇宙・地学など、子供自身が好きなものを選べます。保護者も「スコラボならば何かを学べる」と子供が選んだ時に応援してくれています。子供も親も夢中になれる「良い体験」をベースに、ひとりひとりがこの先どのように興味を伸ばしていくか、継続していけるよう何か形のあるアウトプットにつなげたいと思っています。

--スコラボではどのように先生を選んで授業を作っているのでしょうか。

 授業内容の多くは先生にまかせていますが、先生の選抜やテーマ作成は我々の方でサポートしています。先生の選抜にはポイントが2つあります。

 1つ目は、子供たちに対話を通じて教えられる、子供が素朴な質問をした時に答えられる、その専門性があるかどうか。中途半端な知識では子供からの質問に対して結果的にごまかして答えることになってしまいます。といっても、その分野の教授といったような専門性ではなく、ある程度、自分で経験を積んでいるかどうかが重要だと思っています。

先生が一方的に子供に伝えるのではない「対話重視」の授業がスコラボのこだわり

 もう1つは、対話を重視した授業がメインなので、しっかりと人の話を聞けるかを面接で見ています。子供たちは、やはり自分が興味をもったことに対しての答えが欲しくて授業を受けていると思うのです。それなのに、先生が一方的に伝えてしまうと、子供たちが求めたこととずれた場合に、子供の目には先生がよくわからないことをずっとしゃべっているように映ってしまいます。子供たちが何を聞きたいのかを探って答えられる、質問された時にどれだけ返すことができるかを講師には大切にしてほしいところです。90名を超える先生の中には相性もありますので、保護者と子供自身がスコラボの授業をWebサイトで選ぶときにミスマッチを防げるよう、気を付けて紹介しています。

 自分でプログラムを書いて、簡単なAIやゲーム、ロボットを作って動かす子もいますし、いろいろな子が参加していますが、全体的な印象としては、一般的な枠から少しはみ出している子が多いかもしれません。教える子供たちが増えるほどニーズが細分化していきますので、なかなか授業に落とし込めない面もあります。今後は積極的にそこを埋めていこうと構想しています。

--前田さんご自身も授業を担当されているんですね。

 子供たちのようすを私自身が見ないとサービスとしてズレが生じてしまいますから。オンライン中心にしているのは、オフラインだとそもそも受講できる生徒が東京都周辺に限られてしまうためですが、東京に偏らずさまざまな地域の子供たちに広がっていることを授業を通じて実感しています。

前田さん自身もマイクラやPythonを使ったプログラミング授業、起業の授業等で子供たちに教えている

 子供ひとりひとりにライブ授業で寄り添っていけると良いのですが、スキル習得の面では一般化できる部分もありますので、そこは「フレックスクラス」というオンデマンドの授業も始めました。子供自身が動画を見ながら理解度をクイズで確かめて、ワークなどでフィードバックをもらい、最後に提出する課題では先生から個別にフィードバックが得られます。対話を通じたライブ授業では興味が発掘され、フレックスクラスではその興味をより深めるよう育てていきたいと思います。

--子供たちの主体性や探究心をどんどん伸ばしていけそうですね。

外付けモニターとダブルスクリーンで効率アップ

--アイケアモニター「GW2785TC」とモニター掛け式ライト「ScreenBar Plus」を使っていただきましたが感想を教えてください。

 自分のパソコンとアイケアモニターのダブルスクリーンにして仕事で使ってみました。私のパソコンの画面ではNotionというアプリで自分の思考をまとめ、アイケアモニターの方では調べものをするという使い方でした。手元では作業を進め、外付けモニターで調べものをすると、いちいち画面を切り替えずにスムーズに作業が進むので良いです。また、上下左右に微妙な角度調整ができるところもありがたいなと思いました。

--アイケアモニターと相性が良いと考えられるスコラボの授業はありますか。

 もちろん、かなりあります。たとえば、私のマイクラのブログラミングの授業では、手元でプログラミングをするので、授業の画面を見ながら外付けモニターのスクリーンでプログラミングというのがおすすめです。タブレット端末で受講される方も多いのですがノートパソコンと外付けモニターという組み合わせがプログラミングにはベストですね。3Dモデルを作る授業やゲームを作る授業でも、先生の説明を聞きながら作成画面を開くと、画面を閉じたり開けたりしなくて良いですし作業が捗りますね。

縦型はプログラミングに最適

 サイエンス系の授業では、子供たちがどれだけ自分で調べることができるかが大切です。先生にわからないことを直接聞いても良いのですが、先生の話している最中に何か気になることがあっても、外付けモニターで2画面表示されていれば、授業を中断することなく、自分で調べることができます。調べもの学習、プレゼンテーション、論文など、年齢が上がるほどパソコンを使う頻度は増えていきますし、やはり外付けモニターは家庭に1台はあると便利だなと思います。

 スコラボの授業では紙に書きながら進めるものもあるので、モニターに掛けるライト「ScreenBar Plus」は、限られたスペースに置くものを増やさずに手元を照らしてくれるので良いですね。

--アイケアモニターとパソコンの配置や家庭での置き場所のアドバイスをお願いします。

 個人的には上にアイケアモニター、下にノートパソコンのスクリーンという配置が良いと思います。あまり視線や首を左右に動かさずにすみます。私は姿勢があまり良くないのですが、外付けモニターがあれば自然と良い姿勢をキープできますね。ノートパソコンのスクリーンは書く用、外付けのアイケアモニターは読む用というスタイルがお勧めです。

 書く量は読む量よりも少ないので、たくさん情報を読むには大きな画面が良いと思います。このモニターはちらつきもなく、ブルーライトカットもあるので安心です。アイケアモニターの置き場所としては、小さいうちはリビングで家族皆で使って、高学年では子供部屋の勉強机も良いと思います。スコラボでは自分の子供部屋からアクセスしている子が学年が上がるほど多くなります。モニターを使わない時も「ScreenBar Plus」を勉強用の明かりとして使えますね。

上にアイケアモニター、下にノートパソコンのスクリーンという配置が前田さんのお勧め。姿勢も自然に良くなる。「ScreenBar Plus」の明かりは手元までしっかり届くので勉強用にも使える

親子で一緒に楽しく学ぶ

--家庭で楽しく学習に取り組む環境を作るための保護者へのアドバイスをお願いします。

 やはり親自身が学んで楽しいという姿を子供に見せるのが良いでしょう。親御さんも楽しく学ぶことを忘れている方が多いと思いますし、親が自分で何も勉強していないのに、子供に勉強しなさいと言っても、子供は楽しいとは思えませんよね。たとえば、スコラボで授業を受けているお子さんをよく観察して、家庭で取り組めそうなことは親子で一緒にトライしてみる。ここが楽しいね、ここはできないけどこうしたらできるかなと一緒に学ぶのはとても良い体験になるのではないでしょうか。

--前田さんご自身はこれまでそうした経験はありましたか。

 父親からこれが面白いと勧められた本はよく読みましたし、その本について話す機会もありました。感想を言い合うのは楽しかったですね。中高生時代は次第に父親ではなくて同級生と話すほうが多くなっていきましたが、小さい時は親と一緒に学ぶことはとても良い体験になると思います。スコラボでも親子で授業を一緒に見て、終わった後に家庭内で会話が広がると嬉しいです。

--ありがとうございました。

 子供たちの興味を中心に楽しく学べる「スコラボ」のクラスは、親としても学びたくなるものばかり。ダブルスクリーンでオンライン授業を受けることで、集中力もアップし学習効率も高まりそうだ。

 GIGAスクール構想により小中学生に1人1台端末が行き渡り、2025年の大学入学共通テストから新科目「情報」が加わる。データサイエンスを学ぶ大学の学部新設も目立ち、保護者世代よりも遥かにITを駆使するスキルを求められ、スクリーンタイムが増えている次世代の子供たちの視力や姿勢のケアもしてくれるアイケアモニターの存在は心強い。子供から大人まで安心して学びが広がる、定番のアイテムとしてアイケアモニターを一家に一台備えておくとこをお勧めしたい。

BenQのアイケアモニター「GW2485TC & GW2785TC」5つのおすすめポイント

1. 高さ・角度の調節がしやすいエルゴノミクスデザイン

 椅子や机の高さや、使用者の身長やリラックスできる位置に合わせて、フレキシブルに高さや角度が調節できるので、子供の身体にも合わせやすい。姿勢によって引き起こされる症状は肩こりや首の痛み等さまざまだが、スウィーベル(左右45度)、チルト(上下-5度/20度)機能や回転(90度)機能で調整しながら自分に最適な位置を見つけられる。

高さ、左右、上下、微妙な角度調整が可能

2. パソコンへの給電も可能なUSB Type-C接続

 HDMIに加え、USB Type-C接続が可能。モニターとパソコンをつなぐと60W給電で充電も可能になる。コードを増やさずスッキリと学習や仕事の環境を整えることができる。

USB Type-C接続でモニターとパソコンをつなぐと60W給電で充電も可能

3. 長時間の画面視聴による眼への負担を減らすアイケア機能

 特に長時間にわたり画面を見る場合は、明るすぎると目や頭が痛くなる。ブルーライトカット機能や、環境の光に合わせて明るさを自動調整するBenQ独自の機能「ブライトネスインテリジェンス(B.I.)」、フリッカーフリーでちらつきがない等、眼の負担を軽減するための機能が充実しているので大人から子供まで安心して使える。

用途に合わせて画面のモードを切り替えることができる

4. 縦長での使用はプログラミングに最適

 文字量が多い資料や論文の閲覧や、プログラミングなど、簡単に縦長にもなるモニターは快適。

5. オンライン授業・会議で心強い高性能ノイズキャンセリングマイク

 オンライン会議やオンライン授業は音声の質が重要になってくる。高性能のノイズキャンセリングマイクが内蔵されているので、周囲の音が気になるリモートワークでも、オンライン授業でも安心。

リモートワーク、オンライン授業の強い味方ノイズキャンセリングマイク内臓

置き場所を気にせず手元を明るく、モニター掛け式ライト「ScreenBar Plus」

 モニターに掛けるタイプなので、手元を明るく照らし、画面に余計な光が映り込まない。机のスペースも狭めず使えるスタイリッシュなデザインが魅力。明かりの色味も明るさも、好みに合わせて細やかに調整できるのも嬉しい。

明かりの色味も調節できる
27インチ Full HD スタイリッシュアイケアモニター GW2785TC
スペック詳細・購入はこちら

23.8インチ Full HD スタイリッシュアイケアモニター GW2485TC
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ScreenBar Plus モニターライト
《佐久間武》
佐久間武

佐久間武

早稲田大学教育学部卒。金融・公共マーケティングやEdTech、電子書籍のプロデュースなどを経て、2016年より「ReseMom」で教育ライターとして取材、執筆。中学から大学までの学習相談をはじめ社会人向け教育研修等の教育関連企画のコンサルやコーディネーターとしても活動中。

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