【大学入学共通テスト2023】河合塾、難関10大学の志望動向…東大文III・理IIの志望予定者減

 河合塾は2023年1月18日、2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(以下、共通テスト)における「難関大学の志望動向」を公開した。東京大学や京都大学等の難関国立10大学について、志望動向や予想ボーダー得点等を分析している。

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難関大学の志望動向
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 河合塾は2023年1月18日、2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(以下、共通テスト)における「難関大学の志望動向」を公開した。東京大学や京都大学等の難関国立10大学について、志望動向や予想ボーダー得点等を分析している。

 難関大学の志望動向は、河合塾の共通テストリサーチにおける北海道大学・東北大学・東京大学・東京工業大学・一橋大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・神戸大学・九州大学のデータをまとめたもの。各大学の出願動向の分析をはじめ、学部ごとの出願予定者数、教科-科目数、配点(共通テスト:2次)、ボーダー得点/満点(率)、2次偏差値、第1段階選抜得点/満点が確認できる。

 たとえば、東京大学の志望動向については、「出願予定者数は、文科類計3,428人(前年比97%)、理科類計5,310人(同100%)と概ね前年並み」と分析。科類別の出願予定者数の前年比をみると、文科一類97%、文科二類101%、文科三類94%、理科一類102%、理科二類96%、理科三類105%となっており、文科三類と理科二類の減少率が目立つ。ただし、「共通テストの得点分布をみると、得点率80%以上の成績層の増加率は理科二類の方が高く、レベルの高い受験生が集まっている模様。理科三類は第1段階選抜の実施倍率が3.5倍から3.0倍に変更されているため注意が必要」と解説している。

 Kei-Netの2023年度共通テスト特集では、1月18日に合格可能性評価が行える「バンザイシステム」や「ボーダーライン一覧」を公開。今後も、「国公立大出願状況(1月25日公開予定)」や「共通テスト概況」「国公立大全体動向」等の最新情報を随時更新していく。

《畑山望》

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