学情は2023年11月29日、「学生生活の満足度」の調査結果を公表した。約8割の学生が「大学生活に満足している」と回答した。大学生活で力を入れていることは、「大学の授業」「アルバイト」、今年度取り組みたいことは「就職活動準備」「ゼミ・研究室」となった。
調査は、2023年10月26日から11月8日にかけて、「あさがくナビ2025（ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1）」へのサイト来訪者の2025年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットで実施した。有効回答数は306件。コロナ禍で入学し、学生生活を過ごしてきた2025年卒の学生は、学生生活をどのようにとらえているのか明らかになった。
大学生活に「満足している」と回答した学生が40.2％にのぼった。「どちらかと言うと満足している」39.2％をあわせると、約8割の学生が大学生活に満足しているとしている。満足していると回答した学生の割合は、前年同時期70.7％（2024年卒を対象に調査）より、8.7ポイント増加した。
「授業、サークル、アルバイトとさまざまなコミュニティができた」「高校生のときから興味のあった分野を学ぶことができ、授業が充実している」「入学当初はオンライン授業も多かったが、キャンパスに通えるようになり友達ができた」といった声が寄せられた。
大学生活で力を入れていることは、「大学の授業」が46.1％で最多。ついで、「アルバイト」41.8％、「部活・サークル」30.4％、「ゼミ・研究室」30.1％と続く。今年度、今の学年で特に力を入れて取り組みたいことは「就職活動準備」が43.1%で最多。ついで、「ゼミ・研究室」39.2％、「大学の授業」36.6％、「資格取得のための勉強」31.4％となった。
