【大学受験2024】私大医学部の初年度納入金、最高額1,130万円

 SAPIX YOZEMI GROUPが運営する医学部合格を目指す受験生のための総合情報サイト「医学部研究室」は2024年2月1日、2024年度私立・準大学医学部の選抜方法に「学納金」を掲載した。各大学の初年度納入額や6年間の合計額などをまとめている。

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2024年度私立・準大学医学部選抜方法(学納金)
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 SAPIX YOZEMI GROUPが運営する医学部合格を目指す受験生のための総合情報サイト「医学部研究室」は2024年2月1日、2024年度私立・準大学医学部の選抜方法に「学納金」を掲載した。各大学の初年度納入額や6年間の合計額などをまとめている。

 2024年度私立・準大学選抜方法「学納金」は、2024年度入学者の私立・準大学医学部医学科の学費をまとめたもの。大学名で絞り込み検索もできる。

 「初年度納入額」に記載しているのは、入学金、授業料、実習・設備教育充実費の各項目の金額と合計金額。このほか、「入学手続時納入学」「6年間合計額」「その他(諸会費等)」の金額も掲載。いずれも1,000円未満は四捨五入して表記している。また、入試成績優秀者に対する学費減免・特待制度がある場合は、「入試特待制度」の欄に○を入れている。

 たとえば、慶應義塾大学の初年度納入額は入学金20万円、授業料304万円、実習・設備教育充実費63万円の合計387万円。入学手続時納入額は203.5万円、6年間合計額は2,222万円、入試特待制度あり。

 掲載している32大学のうち、初年度納入額がもっとも高いのは、東京女子医科大学1,130万円。ついで金沢医科大学1,100万円、川崎医科大学1,050万円。もっとも低いのは順天堂大学と関西医科大学で290万円。

 産業医科大学は学生全員に修学資金(初年度約380万円、6年間で約1,919万円)が貸与され、貸与分を差し引いた実質負担額は211.8万円で最安となる。また、防衛医科大学は入学金や授業料などの納入はない。学生は特別職国家公務員として月約12万円の学生手当と年2回の賞与が支給される。卒業後9年未満に自衛隊を離職する場合は、償還金の支払いが必要となる。

 一方、6年間合計額がもっとも高いのは川崎医科大学4,550万円。もっとも低いのは国際医療福祉大学1,850万円。両大学の合計額には、約2.5倍の差がみられる。入試特待制度を設けているのは18大学。

 医学部研究室は2月2日には、2024年度私立・準大学医学部の選抜方法に「入試日程」も掲載した。「一般選抜」「共通テスト利用方式」の入試スケジュールを大学ごとにまとめており、1次試験場も確認できる。このほか、「入学定員と募集人員」「総合型・学校推薦型選抜」も掲載している。なお、掲載情報については、必ず各大学の募集要項で確認してほしいとしている。

《奥山直美》

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