科学の甲子園全国大会、27年度まで茨城・兵庫で継続開催

 科学技術振興機構(JST)は、全国の高校生などが都道府県を代表して科学の思考力・技能をチームで競う「科学の甲子園全国大会」および「科学の甲子園ジュニア全国大会」について、2025年度から2027年度までの3年間、それぞれ茨城県、兵庫県で継続開催することを決定した。

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第13回科学の甲子園全国大会 集合写真
  • 第13回科学の甲子園全国大会 集合写真
  • 第11回 科学の甲子園ジュニア全国大会 集合写真
  • 第14回科学の甲子園全国大会
  • 第12回 科学の甲子園ジュニア全国大会

 科学技術振興機構(JST)は、全国の高校生などが都道府県を代表して科学の思考力・技能をチームで競う「科学の甲子園全国大会」および「科学の甲子園ジュニア全国大会」について、2025年度から2027年度までの3年間、それぞれ茨城県、兵庫県で継続開催することを決定した。

 科学の甲子園は、高等学校等(中等教育学校後期課程、高等専門学校を含む)の生徒チームを対象として、理科・数学・情報における複数分野の競技を行う取組み。「科学の甲子園」は2011年度より行われており、全国の科学好きな学生が集い、競い合い、活躍できる場となっている。科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層を伸ばすことを目指す。2023度の「第13回科学の甲子園」では全国から704校8,042名の高校生らが、「第11回科学の甲子園ジュニア」では総計2万6,369名の中学生が各地で開かれた予選に参加したという。

 「科学の甲子園全国大会」の第15回大会は2026年3月20日~23日、第16回大会は2027年3月19日~22日、第17回大会は2028年3月17日~20日に開催予定。会場は調整中。参加者は各都道府県代表47校最大376名(各校6~8名)。開会式、筆記競技・実技競技、表彰式などを行う。2024年度「第14回科学の甲子園全国大会」は、2025年3月21日~24日につくば国際会議場とつくばカピオで開催する。

 「科学の甲子園ジュニア全国大会」の第13回大会は2025年12月12日~14日、第14回大会は2026年12月11日~13日、第15回大会は2027年12月10日~12日に開催予定。会場は調整中。参加者は各都道府県代表47チーム(複数の中学校によるチームあり)282名(各チーム6名)。開会式、筆記競技・実技競技、表彰式などを行う。2024年度「第12回科学の甲子園ジュニア全国大会」は、2024年12月13日~15日に兵庫県姫路市のアクリエひめじで開催する。

 なお、科学の好きな学生らが熱い戦いを繰り広げた過去の大会のようすは、Webサイトのダイジェスト・レポートより閲覧できる。

◆第14回科学の甲子園全国大会
開催日程:2025年3月21日(金)~24日(月)
場所:つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3)、つくばカピオ(茨城県つくば市竹園1-10-1)

◆第12回科学の甲子園ジュニア全国大会
開催日程:2024年12月13日(金)~15日(日)
場所:アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター・兵庫県姫路市神屋町143-2)

《中川和佳》

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