AKAは2024年8月20日、開発と提供を行っている英語スピーキングテスト対策アプリ「Musio ESAT-J」に、公立高校入試問題に対応した演習コンテンツ「入試」を追加リリースすると発表した。
東京都では小・中・高で一貫した英語教育の強化を掲げており、2022年度より「話すこと」に特化した「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J:English Speaking Achievement Test for Junior High School Students)」を導入している。中学3年生を対象とするYEAR3は都立高校受験でもスコアを活用。2024年からは、中学1、2年生を対象としたYEAR1、2も実施している。
英語力の向上を求められる中、AKAは英語学習コンテンツの提供を通して得たノウハウやデータをもとに、ESAT-J対策ソリューションを開発。個人ユーザー向け「Musio ESAT-J」、教育機関向け「Musio ESAT-J通信教育」の2つのアプリケーションを提供し、中学英語教育の底上げに尽力している。
そして8月、英語スピーキングテスト対策アプリ「Musio ESAT-J」に、高校入試対策演習のコンテンツ「入試」を新たに搭載しリリース。「Musio ESAT-J」と共に「入試」のコンテンツも利用することで、スピーキングテストに加え、リスニングを含む筆記問題の対策も可能となり、英語入試に万全な備えができるのだという。
スマートフォンやタブレットなど端末1つで、実際の高校入試の模擬テスト演習が完結。選択問題や記述問題などのすべての設問は、AIが採点するため、自身で採点が難しい記述式の採点までカバーすることができる。また、分野ごとにAIによる分析結果を確認ができるため、自身の苦手・得意な点を客観的に把握することができ、効率的な復習が可能だとしている。
先駆けとなる8月のリリースでは、東京都・神奈川県・埼玉県・大阪府・愛知県の5都府県の高校入試コンテンツを提供。そのほかの地域も順次アップデートを予定しており、多くのニーズに対応する予定。