英語4技能とは、「読む(Reading)」「聞く(Listening)」だけでなく、「話す(Speaking)」「書く(Writing)」も加えた英語における4つの技能のこと。現行の大学入試センター試験に代わり、2020年度(平成32年度)から導入される「大学入学共通テスト」では、大学入試センターが出題する問題と併用し、英語4技能を測定する英語の民間資格・検定試験を活用する方針が定められている。
明治大学商学部は、2018年度一般入試に「英語4技能試験利用方式」を導入するほか、全国商業高等学校長協会の会員校を対象とした「公募制特別入学試験」を導入する。新たな入試方式導入により、グローバルに活躍できる次世代のリーダーの育成を目指す。
英語関連システムの開発や運用を行うEduLab(エデュラボ)とNTTドコモは6月15日、「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能を学べるサービス「English 4skills」の開発・提供に向けた業務・資本提携について合意した。
文部科学省の専門家会議は3月29日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)における中学校の英語の実施について、最終報告を公表した。中学3年生を対象に平成31年度から3年に一度、「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能のテストを実施するとした。
河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は1月24日、平成30年度(2018年度)入試情報として国公立大学・私立大学の入試変更点の最新情報を掲載。首都大学東京が都市環境学部の学科改組を行うほか、明治大学が商学部一般選抜にて英語4技能試験利用方式を導入する。
Z会とオンライン英会話サービスのレアジョブは、「NEW TREASURE Online Speaking」を2017年4月より共同で開講する。英語4技能対応の中高生を対象とした英語教科書「NEW TREASURE」シリーズに準拠したオンライン英会話サービスだ。
ベネッセホールディングスの子会社であるベネッセコーポレーションは、小中学生を対象とする英語4技能検定「GTEC Junior(ジーテックジュニア、Grobal Test of English Communication Junior)」を2016年12月から順次、実施する。
河合塾グループは、グローバル化に対応した教育改革が進むなか、中高生を対象とした「ケンブリッジ英検」の試験を実施する。英語の「聞く」「読む」「話す」「書く」をバランスよく評価する、英語4技能の向上に取り組む。
平成29(2017)年度の大阪府公立高校入試は、英語の学力検査問題が変わり、英語の学力検査で外部検定のスコアに応じた点数保障を導入する。また、調査書の評定について、府内統一ルールを適用する。
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は8月5日から、英語で聞く・読む能力を測定するテストを「TOEIC Listening & Reading Test」、英語で話す・書く能力を測定するテストを「TOEIC Speaking &Writing Tests」に名称変更したと発表した。テスト内容に変更はない。
SAPIX YOZEMI GROUPのグループ法人である日本入試センターは8月2日、オンラインによる英語4技能対策スクールを運営するベストティーチャーの全株式を取得し、完全子会社化した。
全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)における中学校の「英語」の実施について、文部科学省は6月15日、「中間まとめ」を公表した。平成31年度から、英語4技能の調査を中学3年生対象に導入し、平成30年度には予備調査を実施すると明示している。
Z会グループの基盤学力総合研究所は、英語4技能を図る試験である「ケンブリッジ英語検定」を外部の英語資格・検定資格として入学者試験に活用している大学の一覧をWebサイトに公開した。立教大学や筑波大学、学習院大学など2017年度入試から導入する大学も多い。
早稲田大学国際教養学部は2018年度一般入学試験より、英語のリスニング試験を廃止し、各試験団体が実施する「英語4技能試験」の結果を利用する新たな入試制度を実施すると発表した。対象となるのは英検およびTOEFL iBTの試験結果。
文部科学省の「全国的な学力調査に関する専門家会議」は、中学3年生を対象とした「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」において、英語のテストを平成31年度から実施する方針を固めた。「聞く」「話す」「読む」「書く」という英語の4技能を測定するテストとなる。
早稲田大学文化構想学部・文学部は、2017年度入試より英語の外部検定試験を利用した「一般入試(英語4技能テスト利用型)」を導入する。有効となるのはTEAP、IELTS、英検、TOEFL iBTのいずれか、3月31日には基準スコアが公開された。
明治大学は11月27日、2017年度より経営学部一般選抜入試の一部で実施する「英語4技能試験活用型」(仮称)の試験について、募集人員や活用方法などを発表した。募集人員は40名で、入試の英語試験免除や指定の英語資格・検定試験のスコア等に応じた加点などが行われる。