
感染症危険情報レベル引上げ…留学中の日本人学生に注意喚起
文部科学省は2020年7月21日、外務省が新たに17か国・地域について新型コロナウイルスの感染症危険情報レベルを3に引き上げたことから、世界各国に留学中の日本人学生に向けて、最新情報を確認するとともに感染予防に万全を期すよう呼びかけるメッセージを発出した。

【大学受験2021】慶應「学問のすゝめ」、早稲田「めざせ!都の西北」…入試前予約の奨学金募集
慶應義塾大学と早稲田大学は、首都圏以外の地方出身者を対象とした2021年度奨学金の募集要項を公開した。どちらも入学前に申請し、採用されると入学後に奨学金を給付する。早稲田大学は2021年度から系属校推薦入試による受験生も対象となった。

孫正義育英財団、異能人材33人決定…最年少9歳
孫正義育英財団は2020年7月13日、高い志と異能を持つ若手人材として9歳から24歳の33人を決定し、準財団生として支援すると発表した。1年間の活動実績をもって正財団生としての認定可否を判断し、最大5年間認定、希望者には支援金を給付する。

「学びの継続給付金」2次募集…京大・名古屋大・東北大、申請開始
文部科学省が創設した学生支援緊急給付事業「学びの継続」のための「学生支援緊急給付金」の2次募集が各大学で開始した。京都大学や名古屋大学など、Webサイトで申請の手続きについて公表している。

上智大・東京理科大など、大雨で被災した学生を支援
上智大学や東京理科大学など首都圏の私立大学は、2020年7月3日から九州地区で発生した大雨によって被災した学生に向けて、学業が継続できるよう経済的支援などについて公表した。

JASSO、被災学生向け奨学金・支援金などの申請受付
日本学生支援機構(JASSO)は2020年7月6日、災害により被害を受けた学生への支援策として、「給付奨学金(家計急変採用)/貸与奨学金(緊急採用・応急採用)」「減額返還・返還期限猶予」「JASSO災害支援金」の申請を受け付けることを発表した。

埼玉県「医師育成奨学金」募集…県内勤務で返還免除
埼玉県は、2021年(令和3年)4月に県外の大学医学部に入学を目指す人を対象に、奨学金を貸与する。月額20万円以内を大学卒業まで貸与(上限6年)し、卒業後に県内の医師不足地域の公的医療機関に勤務するなど一定の条件を満たせば奨学金の返還が免除される。

高等教育の修学支援新制度「重点支援期間」継続へ
新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえ、文部科学省は高等教育の修学支援新制度の運用について、6月末までとしていた重点支援期間を当面の間継続する。全国の大学設置者に通知を出し、家計急変などで支援を必要とする学生への柔軟な対応を求めている。

大学生の生活費、年間191万円…私立は公立より60万円高い
日本学生支援機構(JASSO)は2020年6月19日、「平成30年(2018年)度 学生生活調査」結果を公表した。今回は高等専門学校の4・5年生および専修学校専門課程の生徒についても、試行的に調査を実施した。

大学中退、理由1位は留年…コロナ中退増える恐れも
大学中退者の約半数が奨学金を借りていることが2020年6月22日、ジェイックの調査から明らかになった。中退理由の1位は留年。多くの奨学金は、留年すると受給が停止するため、奨学金と留年は関係性があり、2020年度は経済的理由による中退の増加も見込まれるという。

栃木県出身学生ら対象「海外留学支援奨学生」募集
飯塚毅育英会は2020年7月6日から、栃木県内の高等学校または特別支援学校高等部を卒業し大学の3学年次以上または大学院に在学し、将来良識ある社会人・国際人としての活躍が期待できる人を対象に、海外留学支援奨学生の募集を開始する。募集は7月17日まで。

千葉県、公立高等学校等奨学金「早期給付・家計急変」給付
千葉県教育委員会は2020年6月18日、公立高等学校等奨学金のための給付金について公表した。家計急変と早期給付それぞれの支給条件、給付額などの詳細をWebサイトに掲載している。

関西学院大「ヘックス型奨学金」創設…年収400万円未満は返済猶予
関西学院大学は、新型コロナウイルス感染症拡大により、経済的に困窮している学生に対し、緊急支援の「特別支給2020奨学金」と「関学ヘックス(HECS)型貸与奨学金」を創設。このほど詳細が確定し、Webサイトに公開した。

文科省「学生の学びの支援緊急パッケージ」公表
文部科学省は2020年5月29日、新型コロナウイルスにより経済的な影響を受けている学生等への緊急対応措置として、「学生の学びの支援緊急パッケージ」を公表した。学生支援緊急給付金や緊急特別無利子貸与型奨学金などを創設する。

東京都、私立高校の負担軽減制度…授業料無償化は年収910万円未満に対象拡大
東京都は2020年5月27日、私立高校などの学費負担軽減の取組みについて公表した。2020年度は授業料実質無償化の対象を世帯年収目安約910万円未満に拡大するほか、家計が急変した保護者を授業料以外の費用の助成対象とする。

高校生のための大阪市奨学費、申込みは7/1まで
大阪市は、高校生のための奨学金「大阪市奨学費」の2020年度奨学生を募集する。申込希望者は6月初旬以降に学校から配付される募集要項を確認して、在学する学校を通じて2020年7月1日までに必要書類を提出する。