電子図書、デジタル書籍、電子bookといった単語が当たり前に使われるようになった現在、教育現場におけるデジタル教科書の活用事例が注目されている。デジタル教科書や教材がどのように小学校、中学校、高校にて活用され、子どもたちがどのように反応しているのかを中心に、公開授業の取材などを通して紹介する。
印刷博物館は、3月31日から5月27日まで、「What's電子書籍?-新しい読書の時間がやってきた」を開催する。電子書籍が普及してきた過程、現在の電子書籍をめぐる環境、電子書籍の未来系などを紹介する。
小学校、中学校、高等学校の教科書や教材を出版する光村図書出版は3月19日、文部科学省「学びのイノベーション事業」デジタル教科書として中学校 国語のデジタル教科書のサンプル版を公開した。
米Encyclopedia Britannica(エンサイクロペディア・ブリタニカ)は3月13日、同社百科事典の印刷版の発行を停止すると発表。244年間にわたり印刷版を提供してきた同社は、最新版の完売次第、デジタル版のみの提供に完全移行するという。
マジックハットは、同社のパートナー会社Too主催による企業・教育機関向けのiPad活用セミナーを、アップルジャパンセミナールームにて3月6日に開催する。セミナーの参加申し込みは、マジックハットのホームページで受け付けている。受講料は無料。
英国情報システム合同委員会(JISC)は、「JISC Elevator」という教育ICTを活用する上でのアイデアを募集するサイトを開設した。アイデアが投稿されると、英国内の高等教育機関の教員や学生による投票が行われ、助成金を出すかどうかの判断をするという。
アイルランドの大手教科書出版社CJ Fallonは、マイクロソフトアイルランドと提携し、9月からの新学期に向け電子教科書の配布を開始すると発表した。
東京大学大学総合教育研究センターは2月6日、情報技研と共同で開発した、講義のビデオ映像をはじめ、講義資料や講義内容を文章化したテキストを提供する電子教材システム「理想の教科書(Todai-eTEXT)」について発表した。
NTTLSと日本工学院専門学校は2月3日、映像制作教育における実践的なノウハウを含んだ映像教材、PCやスマートフォンを活用した新しい教育スタイルによる人材育成、知識習得の評価、検証を産学連携で実施すると発表した。
日本教育工学振興会(JAPET)では、平成23年度の情報教育対応教員研修全国セミナー「学校を変革する地域教育ネットワークセミナー」を、2月10日に東京コンファレンスセンター・品川にて開催する。
教育家庭新聞社は、学校教諭や教育委員会の情報教育担当者などを対象とした「教育委員会対象セミナー」を2月10日に大阪で開催する。企業各社によるICT機器の活用事例の提案も行われる。
日本教育工学協会(JAET)は、「教育の情報化 実践セミナー2012 in 金沢」を2月18日に金沢星稜大学にて開催する。 同イベントは、11月に開催予定の第38回全日本教育工学研究協議会全国大会に先立ち、プレ金沢大会として開かれるもの。
米Internet2は、インディアナ大学の「eText(イー・テキスト)」システムをモデルに、米5大学でデジタル教科書の試行調査を行うと発表。HTML5に対応したタブレット、スマートフォン、パソコンで利用可能。
米カルフォルニア州の中学校で、iPadを利用したデジタル教科書利用者と、紙の教科書利用者の試験的比較調査を行い、結果を発表した。同調査ではiPad利用者が約20ポイント高い成績を残したという。
米アップルは1月19日(日本時間20日)、教育関連のプレスイベントを行い、「iBooks 2」、「iBooks Author」のリリース、「iTunes U」のアップデートを発表。教科書とカリキュラムの「再発明」と説明したアプリの新機能とは?
米アップルは19日(現地時間)、ニューヨークでイベントを開催し、新しいiTunesUアプリを発表した。
アップルは19日(日本時間20日)、「教科書の再発明」と位置づけたiPad用アプリiBooks2とiBooks Author、そして「カリキュラムの再発明」と表した新たなiTunes Uを発表。教育ICT分野における同社の意気込みを物語った。