文部科学省が公表した「2012年度全国学力・学習状況調査 報告書・集計結果」によると、理科の指導として「実生活との関連」や「自然体験」を授業に取り入れた学校の方が理科の成績が良いことがわかった。
文科省と国立教育政策研究所は、教育現場での指導方法の改善充実の参考となるよう、全国学力調査結果、指導改善のポイントなどについて説明や情報交換を行う会を開催する。9月26日・27日に教科別に行われ、今回が初の試みとなる。
文部科学省が8月28日に開催した、公立小中学校の学級規模および教職員配置の適正化に関する検討会議で、2012年度全国学力テストの全教科の平均正答率が全国平均を上回っている都道府県はすべて、2011年度に少人数学級を実施していることが明らかになった。
国立教育政策研究所では、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の調査結果を踏まえた授業アイディア例をホームページに掲載している。2009年度-2012年度の3年分のアイディア例が小学校と中学校に分けて紹介されている。
文部科学省は8月8日、2012年度全国学力テストの調査結果を発表した。学校でのインターネットの利活用に着目してみると、平均正答率が高い学校のほうが、児童や生徒がコンピュータを使う学習活動を行ったと回答している割合が小中学校ともに高い傾向にあることがわかった。
文科省は8月8日、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施した2012年度の全国学力・学習状況調査の結果を発表。理科の学力テストが初めて実施されたこともあり例年に比べ高い注目を集めたが、思想力や表現力を問う問題の正答率が課題となった。
全国学力テストは、日本全国の小中学生の学力や学習状況を調査・分析し、教育指導の充実や学習状況の改善に役立てる目的で、2007年より小学6年生と中学3年生を対象として毎年4月に実施されている。
4月17日に行われた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の解答、解説資料、質問紙が各新聞社などのWebサイトにて公開されている。今年度の学力テストは、問題解決力に重点を置き、思考力、活用力、応用力などを問う問題が目立った。
利用率には地域差が大きく、小学校と中学校の合計で、過去に正答率1位を獲得した秋田県を含む21県は100%。一方で、愛知県は27.8%、神奈川県3は7.6%など利用率の低い県もある。なお、私立学校の利用率は24.7%と低かった。
文部科学省による平成24年度の「全国学力・学習状況調査」が4月17日に実施された。昨年は東日本大震災の影響で実施が見送られたため、今回2年ぶりとなった同試験に、全国の小学6年生と中学3年生の約8割が取り組んだ。
小学6年生と中学3年生を対象とした平成24年度の「全国学力・学習状況調査」が、明日4月17日に全国の小・中学校25,868校で実施される。今回の調査から、国語、算数・数学の他に、理科が調査科目として加えられ、それぞれの「知識」と「活用」に関する問題が出題される。
文部科学省は12月9日、平成24年度全国学力・学習状況調査について各都道府県や指定都市の教育委員会などに通知し、実施要領をホームページに公開した。
国立教育政策研究所は11月30日、「全国学力・学習状況調査の調査問題を踏まえた授業アイディア例」をホームページに公開した。
文部科学省は10月11日、平成24年度全国学力テストの委託先機関として今年も、小学校6年生の児童を対象とした調査に「ベネッセコーポレーション」、中学校3年生の生徒を対象とした調査に「内田洋行」が決定したことを発表した。
秋田県の小学生が全国学力テスト連続日本1になった秘密のひとつ「家庭学習ノート」の実例集などをまとめた書籍「やる気スイッチが入る 秋田県式家庭学習ノートで勉強しよう!」が発売された。
文部科学省は5月26日、「平成23年度全国学力・学習状況調査」について発表した。今年度は全国学力・学習状況調査としての調査の実施を見送るとしたという。