【全国学力テスト】文科相「高校入試に使用すべきでない」
大阪府教育委員会が全国学力テストの結果を高校入試に使用すると決めたことについて、下村博文文部科学大臣は7月10日の定例記者会見で、「学校現場の混乱が生じないというのであれば、使用しないことを徹底してもらいたい」という考えを示した。
独自の学力調査実施は38都府県、増加傾向
独自の学力検査を行う都道府県教委は増えていることが文科省の集計で分かった。本年度は47都道府県のうち38都府県が実施する。実施しない教委は、北海道、千葉、新潟、富山、静岡、愛知、兵庫、鳥取の各府県教委。
民間と連携、中学生課外授業「ヨドジュク」8月から実施
大阪市は淀川区の中学生を対象にした課外授業「ヨドジュク」を8月から実施。基礎学力向上や学習習慣の形成を目的に、民間事業者を利用して同区で先行実施される。受講料は月額10,000円。経済的負担を軽減するため、「塾代助成カード」が利用できる。
英語4技能を測る「全国的な学力調査」2019年度より中3対象に実施
文部科学省は6月5日、中高生の英語力向上推進プランを発表した。平成28年度より「英語教育実施状況調査」に基づく都道府県別の生徒の英語力の結果を公表し、平成31年度より中学3年生を対象とした英語4技能を測定する「全国的な学力調査」を実施する。
【全国学力テスト】佐賀県、独自の調査結果と併せて公表
佐賀県は6月9日、「平成27年度佐賀県小・中学校学習状況調査」の結果を公表した。県独自に年2回実施している調査で、小学6年生と中学3年生は全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の問題を用いている。
学テ不振や貧困対策課題、大阪市が課外授業の事業者募集
大阪市は淀川区内の中学生を対象に、基礎学力の向上や居場所づくりを目指す新規事業「民間事業者を活用した課外授業(ヨドジュク)」を行う事業者を募集。今年度のヨドジュクは、区内2つの中学校校舎の放課後を利用して8月1日から実施する。
【全国学力テスト】問題・正答例・解説を公開…課題分野の出題目立つ
平成27年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が4月21日、全国一斉に実施された。今回初めて参加者全員が対象となった理科では、実験の分析や考察に関する問題が出された。各教科では、課題とされている分野の出題も目立った。
【高校受験2016】大阪府、入試に「絶対評価」を導入…統一ルール決定
大阪府は、このたび中学校が絶対評価を元に調査書を記載するための「統一ルール」を決定したことを発表した。大阪府は、平成28年度大阪府公立高等学校入学選抜より、目標に準拠した評価、いわゆる「絶対評価」を導入するため検討を重ねている。
全国学テ上位の福井県、東京で漢字学習の体験会6/14
福井県は県内の全公立小学校で実施している漢字学習を体験する「体験!福井の漢字学習in東京」を6月14日、ふくい南青山291で開催する。福井県出身の東洋学者・白川静氏の「文字学」を生かした県独自の漢字学習が体験できる。
【全国学力テスト】4/21実施、国数理の3教科に222万6,000人が参加へ
平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が4月21日、全国一斉に行われる。国語、算数・数学、理科の3教科で実施され、小学6年生が約110万4,000人、中学3年生が約112万2,000人参加する。参加校は、国公私立合わせて30,388校。
大阪市、公平な「絶対評価」導入のために統一テスト実施
大阪市教育委員会は4月13日、「平成28年度大阪府公立高等学校入学者選抜における調査書に記載する評定等に関する方針」を改訂し、公表した。公平な「絶対評価」導入のために、すべての市立中学で大阪市統一テストを実施し、結果を内申点の評価に反映させる。
【全国学力テスト】平成27年度の参加校は30,399校、4/21国数理の3教科で実施
文部科学省は3月6日、平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)に参加する学校数や児童・生徒数(2月20日現在)を公表した。学校は国公私立合わせて30,399校、児童・生徒は小学6年生が約110万4,000人、中学3年生は約112万5,000人が参加する。
文科省、学力定着に課題のある学校を支援…推進12高校を公表
文部科学省は、教育委員会などの協力のもと、全国学力・学習状況調査や地域独自の調査を行い、学力定着に課題が見られた地域や学校に対する重点的・包括的な支援を行うことを発表。対象となる推進12高校をホームページにて公表した。
学力向上目指しチャレンジテスト、Webシステムとも連動…道教委
北海道教育委員会は、児童生徒の学力向上を目的に「チャレンジテスト」と題した問題を作成し、Webで公開している。集計結果を分析・活用できる「北海道学力向上Webシステム」とも連動しながら、補充学習や家庭学習などに役立てている。
【全国学力テスト】札幌市が実施報告書を公表、全国平均と「ほぼ同程度」
札幌市教育委員会は1月15日、「平成26年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の実施報告書を公表した。平均正答率は、小中学校ともすべての教科で全国平均と「ほぼ同程度」とした。今後の課題では、一部の問題で誤答率や無解答率が高い状況などを指摘した。
【全国学力テスト】茨城県が学力向上の取組事例を公開
茨城県は今年4月に実施された全国学力・学習状況調査において学力向上の成果が見られた取組みを公開した。守谷市教育委員会では小中学校9年間を通した学習スキルを系統的に示し、学校と家庭が連携して学力向上に取り組んだ事例などを紹介している。


