法科大学院、最低評価7校…最高評価は東大・一橋など9校
文部科学省は9月26日、平成29年度の「法科大学院公的支援見直し強化・加算プログラム」の基礎額算定率設定にあたっての類型一覧を公表した。最高評価となる第1類型には東京大学など9校、基礎額がゼロとなる最低評価の第3類型には7校が選ばれた。
東北大学法科大学院、奨学金給付額を拡充…上位合格者30名に108万円
東北大学法科大学院は9月12日、平成29年度入学者に対する奨学金給付額の拡充を発表。1名あたりの給付額は入学料および初年度授業料に相当する108.6万円となり、入試合格者上位30名程度が対象。この拡充により、東北地方における法曹志望者の拡大を目指す。
平成28年司法試験、合格率1位は「予備試験合格者」61.5%
平成28年司法試験の合格者数と合格率を法科大学院別にみると、1位はいずれも「予備試験合格者」であることが、法務省の発表より明らかになった。予備試験合格者の合格率は61.5%。一方、合格者を出せなかった法科大学院は7校あった。
平成28年司法試験の合格者は1,583人、前年比267人減
法務省は9月6日、平成28年(2016年)司法試験の結果を発表した。最終合格者数は1,583人で、平成27年の1,850人と比べて267人減少。受験者数6,899人に対する合格率は23%であった。
横浜国立大学法科大学院、模擬裁判の授業の一部を公開…8/31・9/5・9/6
横浜国立大学の法科大学院では、8月31日、9月5日、9月6日の3日間、開講されている模擬裁判の授業の一部を公開する。大学生(学部・学年不問)、高校生、一般の人も来場可能。参加費、事前申込み不要。
法務省、平成29年司法試験と予備試験の実施日程を発表
法務省は8月16日、平成29年司法試験および司法試験予備試験の実施日程を発表。司法試験は論文式試験を5月17・18、20日に、短答式試験を5月21日に実施する。予備試験は短答式試験を5月21日、論文式試験を7月16・17日、口述試験を10月28・29日に実施する。
弁護士の平均年収、5年前と比べ477万円減
1年目の新人弁護士の平均年収は、平成27年分が568万円で5年前と比べて約210万円減少していることが、法務省の調査結果より明らかになった。1年目~15年目の全体では5年前と比べて477万円減少している。
H28年度国家公務員採用総合職試験法務区分・教養区分、受験案内を発表
人事院は、国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)法務区分および総合職試験(大卒程度試験)教養区分の受験案内を、7月12日にWebサイトで公開した。試験の申込みは、法務区分・教養区分ともにインターネットで受け付ける。
司法試験予備試験短答式試験に2,426人合格…合格率23.2%
法務省は6月9日、平成28年司法試験予備試験の短答式試験の結果を発表した。出願者は1万2,767人、受験者は1万442人、合格者は2,426人、合格率は23.2%と前年より1ポイント上昇した。合格者の受験番号が法務省のWebサイトに掲載されている。
H28年度司法試験短答式試験結果、合格得点や平均点を公表
法務省は6月2日、平成28年司法試験のうち、短答式試験の結果を公表した。受験者数は6,899人で、採点対象者は6,846人。合格に必要な成績を得たものは4,624人で、平均点は133.2点だった。
司法試験予備試験に1万2,767人が出願…前年比224人増
平成28年司法試験予備試験の短答式試験が5月15日、全国7都市の8会場で実施された。法務省によると、出願者数は前年比224人増の1万2,767人にのぼる。短答式試験の合格発表は6月9日午後4時ごろ法務省ホームページにて行う。
法科大学院「適性試験」任意に…志願者数は10年間で4分の1へ
文部科学省の法科大学院特別委員会は5月11日、法科大学院の全出願者を対象に実施している「適性試験」について、各校の任意にすべきとする調査検討結果を報告した。平成28年度の入学者選抜実施状況も公表され、志願者数は8,274人と、初めて1万人の大台を割り込んだ。
九州大と鹿児島大、被災法科大学院修了生を受入れ…試験地の変更も
九州大学法科大学院は4月18日、5月に司法試験を受けるために熊本地震の被災地区から福岡近辺への避難を希望する法科大学院修了生について、一時受入れを行うことを表明。また、鹿児島大学では、熊本大学法科大学院修了生への支援を行うという。
平成28年司法試験、受験予定者は前年比1,313人減の7,644人
法務省は4月15日、平成28(2016)年司法試験の受験予定者数を発表した。出願者は前年より1,342人減の7,730人、受験予定者は前年より1,312人減の7,644人。受験予定者のうち、法科大学院課程修了者が94.83%を占めている。
桐蔭横浜大・長岡技術科学大の2校、大学評価「不適合」
大学基準協会は3月23日、2015年度「大学評価」等の結果を発表した。評価の結果、桐蔭横浜大学法科大学院と長岡技術科学大学大学院技術経営研究科システム安全専攻が不適合と判定された。また、大阪産業大学は期限付適合となった。
京大法科大学院、面接による「法学未修学者特別選抜」を実施
京都大学は2月26日、京都大学法科大学院の平成29年度入学者選抜(平成28年実施)から「法学未修学者特別選抜」を実施することを公表。他学部出身者または社会人が対象で、未修者枠で現在行われている小論文試験ではなく、適性を審査する面接試験が行われる。

