米・英・豪・加の4か国、子どもがいる家庭のインターネット利用率は9割以上

 内閣府は4月22日、青少年のインターネット環境整備状況の調査結果を発表した。アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの4か国すべてにおいて子どもがいる家庭のインターネット利用率は9割以上にのぼることがわかった。

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年代別インターネット利用率(アメリカ)
  • 年代別インターネット利用率(アメリカ)
  • 中高生の課題リサーチのためのインターネット活用状況(アメリカ)
  • 家庭でのデスクトップPC、ノートPC、ノートブック所有率(イギリス)
  • 15~17歳の青少年のインターネット利用用途(オーストラリア)
  • 年代別インターネット利用率(オーストラリア)
 内閣府は4月22日、青少年のインターネット環境整備状況の調査結果を発表した。アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの4か国すべてにおいて子どもがいる家庭のインターネット利用率は9割以上にのぼることがわかった。

 青少年インターネット環境整備法の施行状況を踏まえた効果的な施策の推進にあたっては、諸外国の状況を参考とする必要があるとして、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの実態を調査し、日本の施策に活用するという。調査期間は、2012年10月25日~2013年3月29日。

 アメリカでは、2011年時点で青少年人口の95%がインターネットを利用しており、宿題のために9割以上の生徒がオンラインの検索エンジンを利用するという。教員もインターネット利用を前提に出題するようになり、教育におけるインターネット活用は増加傾向にある。中高生の課題リサーチのためのインターネット活用状況は、「グーグルなどの検索エンジンを利用する」が94%にのぼる。

 イギリスでは、インターネットに関する規制を設けるのではなく、できるかぎり業界の自主規制によって好ましい方向に進めていくという方針をとっている。子どものいる家庭の97%にデジタルテレビがあり、インターネットにアクセスできる家庭の子どもの割合は91%であるという。子どもたちのインターネット利用時間は増加傾向にあり、テレビ視聴時間とインターネット閲覧時間が調査開始後、初めて共に週17時間と肩を並べたという。

 オーストラリアでは、家庭にインターネットのアクセス環境がある世帯は79%で、州単位で見ると、首都特別地域が88%と高く、他の州は同程度であるという。また、15歳未満の子どもがいる世帯は93%であるのに対し、15歳未満の子どもがいない世帯は74%と、子どもがいる世帯の方が高いことが明らかになった。子どものインターネット利用用途は、「SNS」「オンラインゲーム」が88%ともっとも高く、次いで「情報収集」85%、「音楽・映画の視聴」83%、「メール利用」79%が続いた。

 カナダのインターネット普及率は82.6%で、若い年代で普及率が高く、12~17歳の96%がインターネットを利用している。12~17歳のインターネットの利用目的は、娯楽目的が60%、情報収集が40%であるという。

 上記のどの国も、子どものインターネット接続状況が増加傾向にあることがわかった。調査では、各国の有害コンテンツへの対応やセキュリティ対策など多岐にわたっており、各国の社会的な背景に違いはあるが、参考になりそうだ。
《工藤めぐみ》

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