【大学受験】お茶の水女子大が新型AO入試を導入、平成29年度から

 お茶の水女子大学は、平成29年度入試から新型AO入試(新フンボルト入試)を導入する。模擬授業やグループ討論などの2次選考を3日間にわたって行うなど、学生の潜在能力を見極めるため、時間をかけて多面的な選考を目指していく。

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新型AO入試(新フンボルト入試)の概要
  • 新型AO入試(新フンボルト入試)の概要
  • 文系の「図書館入試」
  • 理系の「実験室入試」
 お茶の水女子大学は、平成29年度入試から新型AO入試(新フンボルト入試)を導入する。模擬授業やグループ討論などの2次選考を3日間にわたって行うなど、学生の潜在能力を見極めるため、時間をかけて多面的な選考を目指していく。

 文部科学省による平成26年度「大学教育再生加速プログラム」に入試改革(テーマIII)の取組みとして採択された。

 同大では、平成20年度からAO入試を導入。書類による1次選考、模擬講義やレポート作成、グループ討論など、2日間にわたる2次選考を経て、毎年全学10人以内を選考している。

 新型AO入試では、「のびしろ」(ポテンシャル)のある学生を選抜するため、選考過程にさらに重点を置く。まず、高大接続の試みとして2日間の「プレゼミナール」を実施。受験生や高校2年生に文理複数科目の講義・演習(実験)、情報検索・レポートの書き方講座を受講してもらい、新型AO入試受験生には受講後にレポートを提出してもらう。

 1次選考の書類審査では、プレゼミナールのレポートや志望理由書に加え、国際バカロレア資格、TOEFLなどの外部外国語検定も活用。国際バカロレア資格保持者に対しては、1次選考免除とすることも検討している。

 2次選考は、3日間にわたって実施。文系は「図書館入試」、理系は「実験室入試」と題し、1日目は文理共通に英語の模擬授業とレポート作成を行う。2日目は、文系は図書館の資料を基に課題レポートを作成して発表。理系は、講義やグループ実験、レポート作成を行う。3日目は、文理ともにグループ討論や面接がある。

 合格者選定後にも、入学前教育として大学入試センター試験受験、eラーニングなどを活用。追跡調査として、新型AO入試合格者の入学後の伸びを調査・分析するとともに、特設ホームページからその成果を公表するという。

 新型AO入試を開始するのは、平成29年度入試から。プレゼミナールについては、新型AO入試の実施に先駆けて、平成27年度からスタートする。
《奥山直美》

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