成績が気になる大学生は92.3%、生徒化し「先生はもっと指導すべき」

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 現代の大学生は、授業への出席を重視するなど、高校までの「生徒」状態を継続する傾向にあることが4月22日、全国大学生活協同組合連合会による「2014年大学生の意識調査」の結果から明らかになった。海外への関心が高い一方、現実ではローカル志向が強い一面もみられた。

 調査は2014年11~12月、全国の国公私立大学の学部生を対象にスマートフォン利用を前提としたWebで実施。3,583人から回答を得た。

 大学内での満足度は高く、「クラスや学科の友人との関係」「大学生活全般」に対する満足度はいずれも8割を超えた。学業への意欲も高く、「履修した授業の成績が気になる」は92.3%に達した。

 「履修した授業は必ず出席する」「就職に役立つ授業を履修したい」は8割を超え、出席・実学重視の傾向が強かった。「先生はもっと学生を指導すべきだと思う」も過半数を超え、高校生活と変わらない、大学が「学校化」、学生が「生徒化」している状況もみられた。

 大学入学後の海外経験者は26.6%。学年が進むほど高く、「4年生以上」では42.1%だった。全体では、男子学生(20.9%)よりも女子学生(33.8%)に海外経験者が多かった。

 「今後は英語がより必要とされる社会になると思う」と回答した学生は91.1%。「長期休みに海外旅行に行きたい」(70.3%)、「機会があれば、留学してみたい」(67.6%)と考える学生も多かった。一方、「将来は海外で仕事をしてみたい」(34.8%)、「留学生と話すことがある」(27.8%)という学生は少なかった。

 「将来は地元で暮らしたい」と回答した学生は54.8%。地元志向と海外就職志向には関連性があり、地元志向が強い学生は海外就職志向が弱い傾向がみられた。

 このほか、現代の大学生は浪費をしない堅実な経済感覚を持っている一面もみられ、商品購入の際に「インターネットからの情報を参考にする」は79.3%、「将来を考えて、情報収集や準備をしている」は54.8%だった。

 日常生活においては、「一日三食きちんと食事をとっている」(67.5%)、「睡眠時間が十分とれている」(58.7%)、「栄養のバランスを考えた食事をしている」(55.1%)が過半数を超え、食事や睡眠に気を配っている学生が多かった。

 結婚を含む将来のキャリア展望では、68.5%の学生が「仕事に就き、結婚したらパートナーと家事育児を分担しながら一生働く(分担・両立志向)」を希望。女子学生(63.7%)よりも男子学生(72.3%)の割合が高かった。
《奥山直美》

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