家庭の仕事は誰がする?夫をイクメンに変身…子育て応援資料公開

 愛媛県は、これから親になる人から子育てを終えた人までの幅広い年代を対象に、「えひめ家庭教育応援学習プログラム」を作成した。誰でも自由に活用してもらえるよう、ダウンロードして利用できるプログラムをホームページ上で公開している。

生活・健康 保護者
えひめ家庭教育応援学習プログラム
  • えひめ家庭教育応援学習プログラム
  • 資料「2-2 夫をイクメン・カジメンに変身させよう!!」
  • 資料「3-4 さあ、勉強しなさい!」
  • 愛媛県ホームページ
 愛媛県は、これから親になる人から子育てを終えた人までの幅広い年代を対象に、「えひめ家庭教育応援学習プログラム」を作成した。誰でも自由に活用してもらえるよう、ダウンロードして利用できるプログラムをホームページ上で公開している。

 同学習プログラムは、子育て・家庭教育について中高生や子育て中の親、祖父母世代までが共に学びあうことによって、主体的に子育て・家庭教育に取り組もうとする意識を高め、生活の中で学びを実践に生かすことを応援するために作成されたもの。この学びあいを通し、親同士や地域の人とのつながりを深め、子どもたちを取り巻く地域全体で親と子どもの成長を支援する体制づくりを応援していく。

 内容は、中高生やまもなく親になる人を対象とした「親の心、子知らず」や「家庭の仕事は誰がするの?」などではよりよい家庭生活を送るために大切な家族の協力の必要性を項目を埋めながら考えていくことができ、乳幼児をもつ保護者を対象とした「夫をイクメン・カジメンに変身させよう!!」では求めるだけでなく、手伝ってもらった時に嬉しかったことや助かったことのエピソードを具体的に書き出すことでどのような「やる気にさせる作戦」を考えたらいいのかなどの糸口になるように構成されている。

 子どものよさを伸ばすため、見方を少し変えて可能性を伸ばす手助けができるような応援の方法を考えたり、子育てと孫育ての違いがわかるチェックシートなど内容は多岐にわたる。PTAでの研修や地域での子育て講座などさまざまな場面で活用してほしいとしている。
《田邊良恵》

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