全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は4月28日、「保護者版大学進学ガイドブック」をWebサイトに公開した。新生活準備や奨学金、食生活など、子どもの大学進学に関連した保護者の疑問や心配事に答え、アドバイスしている。 ガイドブックでは、大学入学を控えた子どもの保護者が気になることとして、「入学までの準備」「奨学金」「食事」「病気・事故に備えて」「住まい探し」「パソコン」「就職支援」という7つのテーマをピックアップ。保護者の疑問に答えている。 たとえば、「入学までの準備」では、下宿生で約186万円、自宅生で約120万円という入学までにかかった平均額を示しながら、保護者や職員、現役大学生による具体的なアドバイスを紹介している。保護者が気になる受験から入学までにかかる費用については、大学生協による調査結果をもとにして、下宿生と自宅生、国公立と私立を比較しながら平均額を一覧にしてまとめている。 このほか、SNS上で提供されるオンラインゲーム「ソーシャルゲーム」など、若者の間で増えているインターネット取引きにおける消費者トラブルについても解説。子どもがトラブルに巻き込まれないため、保護者も知識を持ち、注意を促すよう呼びかけている。 「保護者版大学進学ガイドブック」は全国大学生活協同組合連合会Webサイト内の「保護者の方へ」で掲載中。すべて無料で閲覧できる。