米国ISEF2016、日本の高校生が部門最優秀賞などの快挙

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 文部科学省は、米アリゾナ州で行われた「インテル国際学生科学技術フェア(ISEF)2016」に参加した日本代表の高校生が、優秀賞1等賞および部門最優秀賞を1組1名、優秀賞2等を2組3名それぞれ受賞したと発表した。部門最優秀賞の受賞は、日本人では3年ぶり2人目の快挙。

 「インテル国際学生科学技術フェア(ISEF)」は、世界75以上の国と地域の約700万人から選ばれた約1,700人の高校生が出場し、研究を披露しあう科学研究コンテスト。2016年は5月8日から13日に米アリゾナ州フェニックスで開催され、各国から選ばれた約1,750名の高校生が参加した。

 日本からは、ISEFと提携する国内の科学コンテスト「高校生科学技術チャレンジ」および「日本学生科学賞」で選抜された16組27名の生徒が参加。審査は、各参加者に与えられたブースに規定のパネルや持参した実験器具などを展示し、ブースの前で審査員に説明、質問に答える形式で行われた。審査員は科学者や技術者1,000人以上で、多くがボランティア。ノーベル賞受賞者も多数参加している。

 審査の結果、千葉市立千葉高等学校3年生の市毛貴大さんが、テーマ「ロータリーエンコーダを用いたステッピングモーターの省電力制御」で、機械工学部門優秀賞1等賞、および機械工学部門の最優秀賞を受賞した。部門最優秀賞の受賞は日本人では3年ぶり、2人目の快挙。これに加えて市毛さんは、インテル財団文化・科学中国訪問賞も受賞した。この賞の受賞は日本人初。

 また、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校出身で、現在慶應義塾大学1年生の藁科友朗さんは、テーマ「カイコ絹糸腺抽出セリシンの取得と動物細胞培養素材への応用」で、細胞・分子生物学部門の優秀賞2等賞を受賞。チーム研究で参加した米子工業高等専門学校4年前田千澄さん、米子工業高等専門学校3年山村萌衣さんの2人は、テーマ「天然に存在する薄膜を発電装置の材料として活用する研究」で、エネルギー・化学部門の優秀賞2等賞をそれぞれ受賞した。

 ISEFでは、22の分野ごとに1等賞から4等賞までの優秀賞のほか、数十程度の企業や学会、政府団体、大学が特別賞を授与。受賞者には賞金や奨学金、インターンシップ、旅行、実験機器などが与えられる。
《塩田純子》

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