タブレット利用経験で差、子どもに人気の機能は?

 タブレットの利用経験がある子どもに一番人気がある機能は「映像・動画」であることが6月20日、ビッグローブの調査結果から明らかになった。一方、タブレット未経験の子どもは「ゲーム」、保護者は「学習アプリ」の関心が高く、経験の有無でニーズに差がみられた。

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 タブレットの利用経験がある子どもに一番人気がある機能は「映像・動画」であることが6月20日、ビッグローブの調査結果から明らかになった。一方、タブレット未経験の子どもは「ゲーム」、保護者は「学習アプリ」の関心が高く、経験の有無でニーズに差がみられた。

 「子どものタブレット利用実態調査」は、ビッグローブが「タブレットを使った新聞記事作り教室」を6月4日に開催した際、参加した親子に実施したもの。対象となった親子は、6~14歳の子どもと保護者46組。

 イベント参加者のうち、「タブレットを使うのは初めて」という子どもは28%。残りの7割の子どもはタブレットの利用経験があった。タブレット利用経験がある子どもに利用した場所をたずねた結果では、「学校」18%、「塾」3%に対し、「自宅」が76%と圧倒的に多かった。

 タブレット未経験の子どもが使ってみたい機能では、「ゲーム」が100%の高い支持を集め、「写真」77%、「調べもの」54%、「学習アプリ」46%と続いた。子どもにタブレットを使わせたことがない保護者が、今後使わせたい機能は、「学習アプリ」が58%でもっとも多く、「写真」37%、「検索」26%であった。

 一方、タブレットの利用経験がある子どもが楽しいと思った機能では、「映像・動画」が61%ともっとも多く、ついで「ゲーム」45%。未経験の子どもや保護者の関心が高い「調べもの」「写真」「学習アプリ」は、いずれも2割代にとどまった。

 子どもにタブレットを使わせたことがあるという保護者にその目的をたずねた結果でも、「動画・写真」は67%ともっとも高く、「ゲーム」59%、「学習」48%と続いた。
《奥山直美》

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