プログラミング教育アプリ「Springin'」155か国同時配信

教育ICT 小学生

Springin'を楽しむようす
  • Springin'を楽しむようす
  • つくった作品をシェアする仕組み
  • 描いた絵や写真でアイテムをつくる
  • アイテムに性格や能力をつける
  • アイテム同士に関係性をもたせる
  • ゲームにかかる力を決める
  • 作品:野球盤ゲーム
  • 作品:動く絵本
 福岡市のクリエイティブ集団「しくみデザイン」は、全世界のデジタルネイティブ世代の子どもたちに向けた創作ツール「Springin'(スプリンギン)」を全世界155か国に同時リリースした。子どもたちは思いどおりのデジタル作品を作り、シェアすることができる。

 Springin'は、自分で描いた絵や写真に、性格や能力、関係性をアイコンで与えていくだけで思い通りのデジタル作品を創り出すことができるクリエイティブツール。「プログラミングしないプログラミングアプリ」というプログラミング教育アプリだ。

 近年官民ともに盛んになってきたプログラミング教育だが、多くが現状のプログラミング作業をベースにしたものであることへの違和感から、子どもたちにもっと「つくる」こと自体を楽しんでほしい、との想いを込めてSpringin'は開発された。

 Springin'は、「楽しい」ことを大前提としているが、思い通りにキャラクターを動かすために「属性」や「関係性」を組み立て、作品がより楽しいモノになるように何度もトライ&エラーを繰り返すことで、結果的に本来のプログラミング教育の目的でもある論理性と批判的思考の力を養うことにつながるという。また、できあがった作品を家族や友達に見せたり、世界に向けて公開したりすることで、さらに「つくりたい」というモチベーションを高め、クリエイティビティーを育むきっかけをつくるという。

 たとえば、自分で描いたオリジナルキャラクターを操作して遊ぶゲームや、パズル、動く絵本、楽器など作品の種類は自由自在。子どもたちの「つくりたい」をそのまま形にできる直感的なユーザーインターフェイスになっている。できあがった作品をほかのユーザーと共有できるサービス「My Springin’ Box」により、子どもの作品を家族のiPadやiPhoneで遊んだり、コンテストに応募したりと、創るだけではないさまざまな楽しみ方ができる。

 Springin’は、2015年12月にβ版をリリースし、各地でワークショップを実施しながら機能のブラッシュアップを行ってきた。ワークショップでは、子どもたちの手により数々の傑作が誕生している。また、2016年11月には「第13回 日本e-Learning大賞 EdTech 部門賞」を受賞。これからの時代に必要な「クリエイティブシンキング」の力を養うアプリとして教育関係者などから期待を寄せられている。

 Springin’はダウンロード無料。無料版では、My Springin' Boxに共有された作品をダウンロードして遊ぶことができる。iPhoneは無料版のみ対応。iPadは有料のプレミアム版へアップグレードすることができ、作品の創作やMy Springin' Boxによる作品共有などすべての機能が利用できるようになる。プレミアム版は、月額利用料300円、6か月利用料1,600円、年間利用料3,000円となっている。IOSアプリのためダウンロードはAppStoreから。
《畑山望》

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