小学生数644万9千人、ベビーブームから半減し過去最低…H29年度学校基本調査

教育・受験 小学生

初等中等教育機関等の学校数、在学者数、教員数
  • 初等中等教育機関等の学校数、在学者数、教員数
  • 高等教育機関の学校数、在学者数、教員数
  • 各学校段階ごとの在学者数の推移_1
  • 各学校段階ごとの在学者数の推移_2
  • 進学状況_高等学校卒業者の進学率の推移(現役志願率)
  • 女性教員の割合
  • 女性管理職の割合
 文部科学省は8月3日、平成29年度学校基本調査速報を公表した。大学の現役進学率は過去最高の49.6%。女性の教員数は高等学校と特別支援学校で過去最高。大学においても、女性教員数が前年度(平成28年度)より1,000人増加し4万5,000人となり、過去最高となった。

 文部科学省は、学校教育行政に必要な学校に関する基本事項を明らかにするため、昭和23年度より毎年学校基本調査を実施している。幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、短期大学、高等専門学校などの教育機関や市町村教育委員会を対象に、学校数や在学者数、教員数、卒業者数などを調査した。

 平成29年5月1日現在、全国の小学校は2万95校。うち国立は70校、公立は1万9,794校、私立は231校。中学校は全国で1万325校。うち国立は71校、公立は9,479校、私立は775校。高等学校は全国で4,907校。うち国立は15校、公立は3,571校、私立は1,321校。大学は780校、うち国立は86校、公立は90校、私立は604大学。

 在学者数は小学校が前年度(平成28年度)より3万5,000人減少し、昭和23年度の調査開始以来過去最低の644万9,000人。中学校も前年度より7万3,000人減少しており、過去最低の333万3,000人となった。大学全体の大学者数は前年度に引き続き増加傾向にあり、1万7,000人増加して289万1,000人となった。

 小学生の在学者数を見ると、第1次ベビーブームの影響から昭和33年は1,349万2,000人、第2次ベビーブームの影響から昭和56年は1,192万5,000人。ピーク時と比べると、平成29年度は約半数まで減少していることがわかった。

 高等学校卒業後の状況を見ると、過年度卒を含む大学・短期大学進学率は57.3%で、調査開始以来過去最高。現役の進学率は54.8%で前年度同率だが、大学(学部)進学率は前年度から0.3ポイント上昇し、昭和23年度以降過去最高の49.6%となった。

 調査対象の学校全体でみた女性教員の割合は52.0%。女性管理職の割合は26.9%。いずれも前年度からさらに数値を伸ばし、過去最高を更新している。

 平成29年度の調査期日は5月1日。速報値は今後、12月の報告書刊行後に更新予定。
《佐藤亜希》

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