レアジョブ、学校現場でオンライン英会話を活用できる新教材

 オンライン英会話サービス事業を運営するレアジョブは2017年11月13日、学校向け新教材「Mind Map」と「Active Discussion」の提供を開始した。小中高校の学校教育で、効果的にオンライン英会話を活用できる。

教育ICT 高校生
Mind Map(イメージ)
  • Mind Map(イメージ)
  • Active Discussion(イメージ)
 オンライン英会話サービス事業を運営するレアジョブは2017年11月13日、学校向け新教材「Mind Map」と「Active Discussion」の提供を開始した。小中高校の学校教育で、効果的にオンライン英会話を活用できる。

 2020年度から実施される次期学習指導要領では、「外国語活動」の開始学年が小学3・4年生に引き下げられ、小学5・6年生では英語が正式な教科となる。文部科学省が2014年度に実施した調査によると、63.7%の小学校教員が「英語が苦手」と回答。これを受け、文部科学省では教員の指導力向上に、オンライン英会話とALTをうまく組み合わせ、効果的に活用することを推奨している。

 2015年に学校向け事業を開始したレアジョブでは、学校教育に特化した教材の必要性を感じ、文部科学省が定める学習指導要領に沿ったオンライン英会話専用教材を開発しながら導入校のレッスンで活用してきた。現場の先生の意見を参考に開発された今回の新教材は、学校教育現場へ効果的にオンライン英会話を導入できるという。

 Mind Map」は、生徒の言葉を引き出してアウトプットの量を高めることを目的とした教材。ブレインストーミングで出てきた言葉や表現を引き出すため、講師と質問やロールプレイをすることで、その表現を使う練習につながる。授業などでの事前のインプットが必要な教材のため、ALTとオンラインレッスンを掛け合わせた授業での活用にお勧めだという。「Low Beginner」「High Beginner」の2つにレベル分けされているので、小学校高学年~高校生程度までと幅広い生徒に対応できる。

 Active Discussion」は、自分の意見を理由とともに相手に伝える練習ができる教材。あるトピックについて賛成か反対か理由を述べ、講師とディスカッションしながら進めていく。授業で簡単にグループディスカッションをした後にオンラインレッスンで実践するなど、ブレンディッド学習でも利用できる。教材のレベルは中学2年生後半~高校生程度。

 教材に関する問合せは、レアジョブ文教事業部にて受け付けている。
《外岡紘代》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top