杉並区・早稲田大学が協定締結、外国語教育で連携

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 東京都杉並区教育委員会と早稲田大学教育・総合科学学術院は2018年5月9日、教育・研究活動を相互支援・協力するための協定を締結した。小中学校における外国語教育の充実を目指し、連携を深めていく。将来的には、外国語教育以外の分野にも連携拡充を予定している。

 杉並区では、2020年度から小学校の英語が必修となる新学習指導要領の趣旨などを踏まえ、小中学校9年間を通して系統的に外国語教育を実施していこうと、小学1~4年を入門期、小学5~6年を基礎期、中学校を充実期として整理。外国人英語指導助手(ALT)や日本人英語指導助手(JTE)の配置などにより、「読む」「聞く」「書く」「話す」という英語4技能を総合的に育成していくことを目指している。

 今回、早稲田大学教育・総合科学学術院との協定締結により、英語英文学科を中心に連携を深め、外国語教育のさらなる充実を目指す。杉並区では、今回の協定について「区で目指す英語教育の推進力となる」と評価している。

 具体的には、早稲田大学教員が専門知識を生かし、小学校英語の教科化への対応、発音に特化したeラーニングなどについて教員研修を実施。教員の指導力、児童生徒の資質・能力の向上を図っていく。小中学校の英語活動では、児童生徒と年齢が近い学生がかかわることで、ALTやJTEとは異なる触れ合いが期待されるという。また、早稲田大学側は、教育現場での体験を通して、学生に職業意識を培い、大学での学びの充実を目指す。

 将来的には、外国語教育にとどまらず、さまざまな教育活動や他教科にも連携を広げていく予定。高校教育や大学教育、大学入学者選抜の抜本的な改革なども視野に入れている。

 杉並区ではこれまで、外国語教育担当者研修の講義・演習を教育学部英語英文学科教授陣が担当し、中学生海外留学事前学習会の英会話グループワークを学生が補助指導するなど、早稲田大学と協力関係にあった。
《奥山直美》

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