近畿・東海・関東甲信で梅雨入り、6/10・11に大雨おそれ

 気象庁は平成30年6月6日、近畿・東海・関東甲信が梅雨入りしたと見られる速報値を発表した。東海は平年より1日早く、2017年と比べると14日早い。東海は2017年より15日早く、関東甲信は1日早く梅雨入りした。

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画像はイメージ 画像:Japan Prepares For Typhoon Talas HIMEJI, JAPAN-SEPTEMBER 02(Photo by Buddhika WeerasingheGetty Images)
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  • 気象庁 平成30年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
  • ウェザーニュース「梅雨情報2018」
 気象庁は平成30年6月6日、近畿・東海・関東甲信が梅雨入りしたと見られる速報値を発表した。平年と比べると、近畿は1日早く、東海と関東甲信は2日早い。2017年と比べると、近畿は14日、東海は15日、関東甲信は1日早く梅雨入りした。

 梅雨の時期は大雨による災害が発生しやすい時期である一方、梅雨明け後の盛夏期に必要な農業用の水などを蓄える重要な時期にあたる。

 気象庁が例年発表している梅雨の入り・明けの速報「梅雨の時期に関する気象情報」によると、平成30年6月6日時点で梅雨入りしているとみられるのは沖縄・奄美・九州南部・九州北部・四国・中国・近畿・東海・関東甲信。今後、北陸・東北南部・東北北部も梅雨入りする見込み。平成22年(2010年)までの過去30年の平均を表す「平年」を見ると、北陸と東北南部は6月12日ごろ、東北北部は6月14日ごろに梅雨入りしている。

 なお、気象庁によると、梅雨は季節現象であり、その入り・明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。よって、速報で掲載される期日は「移り変わり」の期間のおおむね中日を示している。

 天気予報や天気に関わる情報を発信している「ウェザーニュース」は、「梅雨情報」として関東から近畿が一気に梅雨入りしたことを報じている。ウェザーニュースの梅雨情報によると、6月7日から8日にかけては前線が離れて停滞するため、日差しが届くこともあるが、10日から11日にかけては梅雨入り早々、大雨の恐れがある。梅雨期の外出や通勤・通学時には、気象庁情報のほかウェザーニュースが提供する雨雲レーダーや「雨雲/落雷アラーム」サービスなどのサービスを利用し、快適に過ごしていきたい。
《佐藤亜希》

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