2017年度「漢検」都道府県別合格率、全体1位は京都…小中高別は?

 日本漢字能力検定協会は2018年6月12日、2017年度の「漢検」都道府県別合格率を公開した。年齢層別の合格率第1位はそれぞれ、小学生が福井県、中学生と高校生が鳥取県だった。全体の合格率がもっとも高かったのは京都府だった。

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日本漢字能力検定協会「日本漢字能力検定(漢検)」
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 日本漢字能力検定協会は2018年6月12日、2017年度の「漢検」都道府県別合格率を公開した。年齢層別の合格率第1位はそれぞれ、小学生が福井県、中学生と高校生が鳥取県だった。全体の合格率がもっとも高かったのは京都府だった。

 日本漢字能力検定協会は、漢字の読み書きと運用能力を測定する技能検定「日本漢字能力検定(漢検)」を主催している。2018年6月12日には、2017年4月1日から2018年3月31日までの期間に実施された2017年度「漢検」について、受検者のべ199万428人の合格データから算出した都道府県別合格率を公開した。

 2017年度の漢検受検者の平均合格率は56.2%。もっとも合格率の高かった都道府県は、合格率63.7%の京都府だった。2位は奈良県で63.7%。3位は63.1%の長野県だった。

 合格者を年齢層別に分けると、小学生の平均合格率は87.3%で、合格率第1位は92.2%の福井県だった。第2位には第1位と僅差で92.1%の鳥取県がランクインした。第3位は91.2%で新潟県だった。小学生の受検者総数は57万9,001人だった。

 中学生の平均合格率は53.7%。第1位は68.6%で鳥取県、第2位は68.5%で大分県、第3位は67.7%で徳島県だった。中学生の受検者総数は75万5,999人だった。

 高校生の平均合格率は28.2%。第1位は38.6%で鳥取県、第2位は37.6%で大分県と、トップ2は中学生の平均合格率と同じだった。第3位は34.8%の香川県がランクインしている。高校生の受検者総数は54万3,369人だった。
《佐藤亜希》

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