「こそだて家族の運動会」調査、過半数の母親が当日のお弁当に気合い

 インターネット広告・メディア運営事業を展開するインタースペースの調査によると、子どもの運動会に向けて家庭でしたことについて、母親の51.2%が「当日のお弁当は気合を入れて作った」と回答したことがわかった。

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子どもの運動に期待すること
  • 子どもの運動に期待すること
  • 運動会でかけっこ(徒競走)は一番になってほしいか
  • 騎馬戦や組体操など、見応えはある一方で、けがのリスクが高い競技に対してどう思うか
  • 子どもの運動会に向けて家庭でしたこと
  • ママスタジアム
 インターネット広告・メディア運営事業を展開するインタースペースの調査によると、子どもの運動会に向けて家庭でしたことについて、母親の51.2%が「当日のお弁当は気合を入れて作った」と回答したことがわかった。

 「こそだて家族の運動会」調査は、インタースペースが運営する母親向け情報サイト「ママスタジアム」ユーザーで末子0歳から12歳の子どもがいる母親を対象に実施したもの。調査時期は、2018年8月27日から9月3日まで。337名の有効回答を得た。

 子どもの運動に期待することを聞いたところ、もっとも多かった回答が「体力をつけ、丈夫になってほしい」83.1%。ついで、「運動を通して精神的に成長してほしい」59.6%、「少しでも運動能力を高めたい」49.0%、「運動を通して自信をつけてほしい」48.7%、「運動を通して協調性やチームプレイの大切さを学んでほしい」44.5%など。運動は体だけでなく心の成長につながると考える母親が多いようすが見て取れた。

 通っている園や学校で運動会があると答えた母親303人を対象に、運動会でかけっこ(徒競走)は一番になってほしいか聞いたところ、「一番になってほしい」と回答した母親は29%にとどまり、「一番でなくても頑張ればいい」と回答した母親が67%ともっとも多かった。そのほか、「順番は気にならない」3%、「ビリにはならないでほしい」1%などの回答もあった。

 騎馬戦や組体操など、見応えはある一方でけがのリスクが高い競技に対しては、「やらせたい」と思う母親が64%ともっとも多かった。ついで、「本当はやらせたくないがみんながやるなら仕方がない」31%、「絶対にやらせたくない」5%という結果だった。

 子どもの運動会に向けて家庭でしたことを聞いたところ、もっとも多かった回答が「当日のお弁当は気合を入れて作った」51.2%と過半数を占めた。運動会でのエピソード(自由回答)でも、「お弁当は前日の夜から下ごしらえをし、4時起きで作っています」「お弁当のプレッシャーに押し潰されそうで運動会前になると気が重い」などお弁当についてのコメントが多くあがった。そのほか、「子どもに走り方を教えた」29.7%、「良い観戦場所を取るために早く行ったり並んだりした」28.7%、「少しでも早く走れそうな靴を買った」27.7%などの回答があった。
《桑田あや》

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