子どもの安全は「ひっそり見守りたい」GPS利用しない小学生64.9%・中高生88.7%

 子どもに携帯電話などを持たせている保護者のうち、「GPS機能を利用して位置確認しない」という親が小学生64.9%、中高生88.7%にのぼることが2018年10月17日、オレンジページの調査結果からわかった。「束縛しすぎずひっそり見守りたい」という保護者が7割を占めた。

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子どもに小型GPS端末、携帯電話、スマートフォンを持たせていて起こりうるトラブル
  • 子どもに小型GPS端末、携帯電話、スマートフォンを持たせていて起こりうるトラブル
  • 自分が子どものころと比べると、子どもの環境(安全面)が変わっていると感じるか
  • 防犯カメラや携帯電話が普及し、地域の防犯活動も行われている現在だが、子どもの環境は安全だと感じるか
  • 居場所の把握や連絡用に子どもに持たせている端末
  • 子どもの行動を監視・束縛しすぎることなく「ひっそり見守りたい」と感じるか
 子どもに携帯電話などを持たせている保護者のうち、「GPS機能を利用して位置確認しない」という親が小学生64.9%、中高生88.7%にのぼることが2018年10月17日、オレンジページの調査結果からわかった。「束縛しすぎずひっそり見守りたい」という保護者が7割を占めた。

 「子どものしつけ・安全」についての調査は、オレンジページくらし予報が読者モニター「オレンジページメンバーズ」である国内在住の小中高生の母親を対象に2018年8月9日から13日、インターネットで実施した。有効回答数は323人。

 「子どもの安全が気になる」と回答した保護者は89.8%、「自分が子どものころとは子どもの環境(安全面)が違う」と感じている保護者は91.9%。「防犯カメラや携帯電話が普及し、地域の防犯活動も行われている現在だが、子どもの環境は安全だと感じるか」との質問に対しては、「あまり感じない」「感じない」の合計が37.2%、「どちらともいえない」が47.4%。「感じる」「やや感じる」の合計は15.5%にとどまった。

 子どもだけで電車やバスに乗って日常的に出掛けているのは、小学生22.8%、中高生86.0%。電車やバスに乗って出掛ける行き先は、小学生では「塾」が28.6%ともっとも多く、「親類の家や知人宅」26.2%、「お店、ショッピングセンターなど」26.2%。中高生は、「お店、ショッピングセンターなど」が72.7%にのぼり、「学校」59.0%、「塾」21.3%と続いた。

 居場所の把握や連絡用に子どもに何らかの端末を持たせているのは、小学生3割、中学生6割、高校生9割以上。持たせている端末の種類は、小学生が「携帯電話(キッズケータイ含む)」、中高生は「スマートフォン」がもっとも多かった。

 端末を持たせてよかった点は、保護者の8割以上が「連絡が取れる」と回答。一方、小型GPS端末や携帯電話、スマートフォンを持たせている保護者に起こりうるトラブルをたずねたところ、小学生の61.4%が「子どもが出なかった」、中高生の54.4%が「子どもがゲームやSNSなどをしすぎる」と答えた。

 「GPS機能を利用して、子どもがどこにいるか確認しているか」との質問には、小学生の保護者の64.9%、中高生の保護者の88.7%が「確認していない」と回答。中高生の保護者からは「うちの子はGPS機能をいやがり、携帯の電源をオフにしてしまう」との回答もあった。「子どもの行動を監視・束縛しすぎることなく『ひっそりと見守りたい』と感じる」という保護者は、70.9%にのぼった。

 交通系ICカードを使った子どもの見守りサービスについて「知っていた」という保護者は21.4%。塾の到着・退室や駅の乗り降りのお知らせメールなど、子どもの普段の行動で安全やおよその居場所がわかるシステムについては、約半数の保護者が支持した。
《奥山直美》

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