【センター試験2019】まもなく廃止の「センター試験」とは…我が子の大学受験はどうなるの?

 2019年1月19日(土)と20日(日)の2日間にわたり大学入試センター試験が実施される。この呼び慣れた「センター試験」は大学入試改革により2020年1月の実施を最後に廃止となることが決定している。

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2018年のセンター試験会場のようす
  • 2018年のセンター試験会場のようす
  • センター試験会場へ向かう受験生たち
 2019年1月19日(土)と20日(日)の2日間にわたり大学入試センター試験が実施される。朝早くから各地で実施される試験会場に向かう受験生の姿に、何年も前の自分の姿や、数年後に受験を控える我が子の姿を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。

 しかし、この呼び慣れた「センター試験」は大学入試改革により2020年1月(2020年度入試)の実施を最後に廃止となることが決定している。

センター試験とは



 国公立大学を対象とした共通第1次学力試験の構想の検討が始められたのは1971年。高校生を対象に実地研究を重ね、1979年(昭和54年)に第1回「共通第1次学力試験」(共通1次)が実施された。1990年(平成2年)から国公私立大学を対象とした「大学入試センター試験」(センター試験)として名称も変わり現在に至る。

 2011年からは、AO入試を実施する際は、センター試験の成績を出願要件(出願の目安)や合否判定に用いること等に留意することが大学入学者選抜実施要項(文部科学省高等教育局長通知)に明記されている。

 大学入試センターはWebサイトにて、センター試験の果たす役割として下記の4点を明記している。

1.難問奇問を排除した、良質な問題の確保


2.各大学が実施する試験との適切な組合せによる大学入試の個性化・多様化


3.国公私立大学及び公私立短期大学を通じた入試改革


4.アラカルト方式による各大学に適した利用



センター試験利用大学と志願者数



 センター試験は、全国の国公私立大学・短期大学の入試に利用されている。大学入試センターのWebサイトではセンター試験利用大学について「所在地(都道府県)」「国公私別」「入試タイプ」ごとに検索して調べることができる。

 ※大学入試センターWebサイト「センター試験利用大学情報」

 2019年度(平成31年度)大学入試センター試験の確定志願者数と利用大学・短期大学数は次のとおり。

2019年度(平成31年度)大学入試センター試験 志願者数57万6,830人


2019年度(平成31年度)大学入試センター試験 利用大学数 852校



センター試験の廃止と新テスト「大学入学共通テスト」



 2020年1月に実施されるセンター試験を最後に、2021年1月(予定)に実施するテストから「大学入学共通テスト」に名称が変わることが決定している。現在高校2年生の受験が最後となるセンター試験の実施期日は2020年1月18日(土)、19日(日)と発表されている。

 2021年1月に実施が予定される新テスト「大学入学共通テスト」の受験対象となるのは現在(2018年度)の高校1年生からとなる。これまでのセンター試験から大きく変わる点として注目されているのは英語の民間試験の活用だ。大学入試センターが認めた資格・検定試験は、ケンブリッジ英語検定、TOEFL iBTテスト、IELTS、TOEIC Listening & Reading TestおよびTOEIC Speaking & Writing Tests、GTEC、TEAP、TEAP CBT、英検(1日完結型、公開会場実施、4技能CBT)の8種類。

 ※リセマム掲載記事【大学入試改革】2020年度からの大学受験、英語4技能試験のしくみと基礎知識【大学入学共通テスト】

 小学生から大学生まで、さまざまな改革が進む日本の教育。リセマムでは、センター試験2019特集、これからさまざまな情報が増えてくるであろう新テスト大学入学共通テストの情報を随時発信していく。
《田口さとみ》

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