【大学受験2020】主要国私立大23校、河合塾講師による学習アドバイス

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2019年10月11日、「大学別学習対策」に河合塾講師による学習アドバイスを掲載。国立11大学と私立12大学について、最近の出題傾向や2020年度入試予想・対策を閲覧できる。

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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2019年10月11日、「大学別学習対策」に河合塾講師による学習アドバイスを掲載。国立11大学と私立12大学について、最近の出題傾向や2020年度入試予想・対策を閲覧できる。

 大学別学習アドバイスでは、主要国立・私立大学の2次・個別試験について、河合塾講師の分析と学習アドバイスを掲載している。国立大学は、北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、広島大学、九州大学の11大学。私立大学は、青山学院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、東京理科大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、同志社大学、関西大学、関西学院大学の12大学。

 東京大学は、英語、数学、国語、理科、地歴・公民のアドバイスを掲載。英語の最近の出題傾向は「各分野の力を試す出題形式」。要約や読解総合、作文、リスニングなどにより、受験生の英語力が多角的に試されるという。分量は非常に多く、合格には迅速な処理能力が必要となる。難易度は「標準~やや難」で、過去問を活用し、出題形式に合わせて演習を積むことを勧めている。2020年度入試については、2019年度と変わらない構成になると分析。苦手分野が複数あると合格は厳しくなるため、どの分野もしっかり取り組む必要があるという。学習の参考として、大問別対策も掲載している。

 早稲田大学は、英語と数学のアドバイスを掲載。数学は基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部について、全体の難易度は年度によって多少の変化はあるが、いずれも標準以上の問題が出題されていると分析している。2019年度は例年と同じく記述式が5題あったという。無茶な難問はないが、よく練られた問題が出題されることから、解ききるためには相当な実力が必要とアドバイス。対策として、「数学II・Bの基本的計算を身に付けよう」「思考力を問われる問題に注意しよう」などをあげている。

 また、各大学の学習アドバイスとともに、合格した先輩による「特派員の声」も掲載。京都大学法学部1年の特派員は、「京都大学の過去問は良問揃い」「過去問研究は問題傾向を掴むことができるだけでなく、実力アップに繋がると思ったので、過去問をたくさん演習した」と合格の秘訣を伝えている。

 なお、河合塾講師による学習アドバイスは、2019年9月に河合塾グループのKEIアドバンス発行「栄光めざしてSPECIAL Vol.2」に掲載されたもの。Kei-Netに掲載されていないそのほかの大学の学習アドバイスは、提携サイト「ゴートゥースクール・ドット・コム」で閲覧できる。
《黄金崎綾乃》

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