toio、無料オンラインコミュニティー「トイオ・クラブ」開設

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2021年4月12日、子供の創意工夫を引き出すロボットトイ「toio」のユーザーやクリエイター、エンジニアと「toio」開発者が直接つながり交流・共有する公式無料オンラインコミュニティー「トイオ・ クラブ」を開設した。

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 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2021年4月12日、子供の創意工夫を引き出すロボットトイ「toio(トイオ)」のユーザーやクリエイター、エンジニアと「toio」開発者が直接つながり交流・共有する公式無料オンラインコミュニティー「トイオ・ クラブ」を開設した。

 「トイオ・クラブ」は、「toio」ユーザーや「toio」が好きなクリエイター、エンジニア、プログラミングに興味がある家庭・親子・ユーザーが集まり、「toio」開発者と直接交流したり作品を共有したりできる公式オンラインコミュニティー。コミュニケーションツール「Slack(スラック)」を使用し、誰でも無料で参加できるオンラインでの“クラブ活動”のような場を目指す。

 ロボットプログラミングにこれから挑戦したいという初心者も気軽に参加できるよう、作りたいものをどう実現すればいいのかクリエイターやエンジニア、開発者に気軽に質問することができるコーナーを用意。作った作品の共有を通じてユーザー同士でディスカッションしたり制作のノウハウを共有するコーナーやキッズ向け質問コーナーもあり、「つくってあそぶ」体験を後押しし、共に楽しむ・愉しむ場を作る。

 また、「toio」を研究開発やアート作品などに応用するユーザーによる高度な技術的ディスカッションや、ノウハウについて質問・議論できるチャンネルも用意。「toio」にまつわる横断的な技術情報の共有や作品発表の場所として、またプロトタイプやノウハウの共有・蓄積、改善提案のディスカッションなどを通じて、ワンストップな情報共有の場となることを目指すという。

 「トイオ・クラブ」は無料で利用可能。「toio」のWebサイトから簡単に登録し利用できる。おもに主宰であるソニー・インタラクティブエンタテインメントのほか、「toio」の企画・コンテンツの開発に関わる開発者やクリエイター、「toio」で個人作品を作っているユーザー・クリエイター・開発者、「toio」で研究開発を行っているエンジニアや研究者・大学生、「toio Do」で子供とプログラミングを覚えたいユーザー、授業活用を検討する教育関係者などの参加を想定。16歳未満の子供は保護者を通じての利用となる。

 また、「トイオ・クラブ」の開設と同時に、2021年3月に提供を開始したtoioの新しいビジュアルプログラミングサービス&アプリ「toio Do(トイオ・ドゥ)」がChromebookにも対応。すでに提供しているパソコン、iPadに加え、GIGAスクール構想により教育現場に多く導入されているChromebookに対応することで、より幅広いデバイス環境での活用が可能となる。
《畑山望》

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