大雨による災害、通信キャリア各社が支援措置を実施

 2021年7月1日からの梅雨前線にともなう大雨について、通信キャリア各社は被災者に対する支援措置を実施すると発表した。災害救助法が適用されたユーザーを対象に、付属品の無償提供や料金支払期限の延長、修理代や手数料の減免等を行う。

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NTTドコモ 令和3年7月1日からの大雨による災害に関する支援措置について
  • NTTドコモ 令和3年7月1日からの大雨による災害に関する支援措置について
  • ソフトバンク 令和3年7月1日からの大雨に伴う支援について
  • KDDI・沖縄セルラー電話 令和3年7月1日からの大雨に伴う支援について
 2021年7月1日からの梅雨前線にともなう大雨について、通信キャリア各社は被災者に対する支援措置を実施すると発表した。災害救助法が適用されたユーザーを対象に、付属品の無償提供や料金支払期限の延長、修理代や手数料の減免等を行う。

 7月1日からの大雨は東海から関東地方を中心に降り続き、各地で土砂崩れや河川の氾濫等を引き起こした。静岡県熱海市伊豆山地区で発生した土石流では、およそ2キロにわたって土砂が流れ出たとみられ、少なくともおよそ130棟の建物が被害を受けている。

 今回の大雨被害を受け、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI等、通信キャリア各社は、災害救助法が適用された静岡県熱海市の顧客を対象に支援措置を取ると発表した。

 NTTドコモは、対象地域のユーザーに対し、付属品の無償提供、故障修理代金の無料化・一部減額、ケータイデータ復旧サービスの無料化、料金支払期限の延長、失効したdポイントの返還、ドコモ光の基本料金無料化等を行う。

 ソフトバンクは、災害救助法が適用された地域のユーザーを対象にソフトバンクとワイモバイル、LINEMOについて、料金支払期限の延長を実施。故障・修理の減免はソフトバンクとワイモバイルを対象に行う。その他、インターネット・固定電話、ソフトバンクでんきも支援措置の対象となる。

 KDDI、沖縄セルラーは、災害救助法が適用された地域のユーザーを対象にau、povo、UQ mobileの携帯電話サービスおよび、通信サービス、電気サービスについて、利用料金の支払期限を延長。携帯電話修理料金の軽減や付属品の無償提供、PC・スマホ等のデータ復旧サービスの無償提供(法人は半額)等も行う。また、UQ WiMAXについても利用料金の支払期限の延長を行う。

 支援措置の詳細については、各社のWebサイト等を参照すること。各種サービスに関する問合せ先も記載されている。
《畑山望》

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