こどもまんなか児童福祉週間5/5-11、全国各地で催し

 こども家庭庁では、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「こどもまんなか 児童福祉週間」と定め、児童福祉の理念の普及・啓発のための各種行事を行っている。国営公園をはじめ、全国の児童館や博物館など各種施設が無料入園や体験イベントなどを行う。

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令和6年度「こどもまんなか 児童福祉週間」
  • 令和6年度「こどもまんなか 児童福祉週間」
  • こいのぼり掲揚式のようす

 こども家庭庁では、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「こどもまんなか 児童福祉週間」と定め、児童福祉の理念の普及・啓発のための各種行事を行っている。国営公園をはじめ、全国の児童館や博物館など各種施設が無料入園や体験イベントなどを行う。

 こども家庭庁・全国社会福祉協議会・児童育成協会が主唱する「こどもまんなか 児童福祉週間」が、5月5日「こどもの日」から始まる。2024年の標語は、加藤共泰さん(香川県 6歳)の作品「すきなこと どんどんふやして おおきくなあれ」。全国公募で、応募総数4,939作品の中から選定された標語で、「こどもまんなか 児童福祉週間」の象徴として広報・啓発ポスターをはじめ、全国各地で実施される事業や行事などで幅広く活用される。

 中央省庁では、4月22日~5月11日までの期間、各庁舎において日本鯉のぼり協会より寄贈された「こいのぼり」を掲揚するほか、全国の「国営公園」や「新宿御苑」「多摩森林科学園」で無料入園できる日を設ける。

 地方公共団体や関係団体らも全国各地で、各種事業や行事を展開。児童福祉の理念の一層の周知と、子供を取り巻く諸問題に対する社会的関心の喚起を図る。

 関係団体による取組みをみると、横浜市の「こどもの国」は、5月5日に中学生以下を入園無料とする。このほか、千葉県の「鴨川シーワールド」は5月6日~31日まで入館料割引、墨田区の「東武博物館」は、5月5日~11日まで中学生以下にオリジナルグッズを進呈など、10施設が無料入園などの取組みを実施する。

 関東地方の地方公共団体による取組みでは、「キッズわいわいフェスティバル」「子ども折り紙教室」「ミニ水生生物園」など、さまざまなイベントを予定。館山市の西児童館では、一般事業として「いちご摘み」「麦刈り体験&サントリー工場見学」「なかよしひろば」なども行われる。

 全国の地方公共団体における取組みは、PDFで地域ごとにまとめられており、Webサイトで閲覧できる。こども家庭庁では、「こどもまんなか 児童福祉週間」に向けて、子供たちの健やかな育成について国民全体で考えることを呼びかけている。

《川端珠紀》

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