文科省、公立小中学校全校で35人学級実現へ
公立小中学校全校での35人学級の実現について、平野博文文部科学大臣は、9月7日の記者会見で考えを明らかにした。
シンポジウム「研究に着目した日本の大学ベンチマークと今後の大学のあり方について」10/1
政策研究大学院大学と文部科学省科学技術政策研究所主催により「研究に着目した日本の大学ベンチマークと今後の大学のあり方について」と題したシンポジウムが10月1日開催される。参加費は無料で事前申込みが必要。
小中高校のいじめ「中1」が最多、女子よりも男子に多い
2011年度に全国の小中高校が認知したいじめの件数は、7万231であることが文部科学省が9月11日に発表した調査結果より明らかになった。前年度より7,399件減少し、児童生徒1千人当たりの認知件数は5件である。
ネット上のいじめ防止に「学校ネットパトロール」教委向け事例集
子どもが「ネット上のいじめ」に巻き込まれることを防止するため、文部科学省は9月11日、教育委員会向けに「学校ネットパトロールに関する取組事例・資料集」をとりまとめた。
文科省、小中高校生への生徒指導の取組み10例を紹介
文部科学省のWebサイトでは、小中高校生への生徒指導の参考資料が掲載され、全国の教育委員会やNPO団体で実施されている10の事例が紹介されている。
H23児童生徒の自殺は200人、近年最多の深刻な状況…文科省
いじめを苦に自殺する子どもの報道が相次ぐなか、昨年度、小学校・中学校・高等学校から報告のあった、自殺した児童生徒数は200人にのぼり、前年度の156人を大きく上回り近年最多の深刻な状況であったことが明らかになった。
文科省、小中高向け体育実技指導資料の改訂版を公開
文部科学省は9月10日、学習指導要項の改訂に伴い「学校体育実技指導資料 第7集 体つくり運動」改訂版を作成し、ホームページで公開した。小学1年生から高校3年生を対象とした体育指導の理論と実践について解説している。
待機児童対策に余裕教室の活用…学校側にはメリットあり
国立教育政策研究所は、待機児童対策として学校施設を有効活用する調査研究を実施、その結果を公表した。教育委員会や保育担当部局での事務的負担は増えるが、児童生徒と園児のふれあいなどといったメリットもあるようだ。
文科省、国際バカロレアの趣旨を踏まえたモデルカリキュラムの構築へ
文部科学省は、国際バカロレアの理念を生かしたカリキュラムづくりを行う学校を指定し、指導方法、評価方法などに関する調査研究を行うと発表。調査結果からモデルカリキュラムを構築することが目的だという。
公立小中連携の取組み、96%が成果あり…文科省調べ
文部科学省は、小中連携、一貫教育に関する意見や調査結果をまとめ、7月13日に公表した。小中連携の取組みの成果について、96%の教育委員会で成果が認められ、とくに生徒指導上の成果があったことが明らかになった。
法科大学院の組織見直し新指標…2年連続充足率50%未満は補助金削減
文部科学省は9月7日、法科大学院への補助金見直しについて新たな指標を公表した。「入学定員の充足率」を指標として追加し、3つの指標のうち2つに該当する場合、補助金削減の対象となる。2014年度予算より適用するという。
少人数学級の推進に32億円増…文科省概算要求
文部科学省は9月7日に発表した2013年度予算の概算要求は、今年度より7.2%増の総額6兆455億円を計上した。「少人数学級の推進」や「いじめ問題への取組み」「大学改革の推進」に重点化する方針を明らかにした。
教員のICT活用指導力、地域格差が明確に
文部科学省は9月3日、2011年度学校における教育の情報化に関する調査結果を公表した。教員のICT活用指導力は、2007年から徐々に伸びているものの、都道府県によって評価結果に20ポイント以上の開きがみられた。
【大学受験2013】2013年度国公立大学入学者選抜、AO入試の実施率は43.2%
文部科学省は9月7日、「2013年度国公立大学入学者選抜の概要」についてホームページ上で公表した。2013年度国公立大学入学者選抜の実施大学は、国公立全体で162大学554学部。
明大の「総合数理学部」、文科省が学部設置届出を受理
明治大学は、2013年4月に「総合数理学部」を新たに開設すると発表。学部内に「現象数理学科」「先端メディアサイエンス学科」「ネットワークデザイン学科」の3学科を設け、文系の受験生の窓口も広げるという。
「大学間連携共同教育推進事業」49の取組み採択
文部科学省は9月3日、「大学間連携共同教育推進事業」について、本年6月に申請のあった153の取組みのうち、とくに優れた49の取組みの選定結果について公表した。

