文科省、いじめ問題への取組み方針発表
文部科学省は9月5日、いじめ問題への総合的な取組み方針を発表した。いじめ問題に対応するため、外部専門家を活用し、国が積極的にフォローできる仕組みをつくるという。
夏休み明け、子どもの様子に注意…文科省が配慮要請
夏休みが終了した直後の時期は、学校生活に悩みを抱える子どもが不安定な精神状態になることが考えられるため、文部科学省は9月4日、教職員に対して、子どもの実態に十分配慮した適切な対応を図るよう教育委員会等に要請した。
公立小中学校の天井や照明・窓ガラスの耐震対策、わずか32%
公立小中学校施設の天井材や照明器具、窓ガラスなどの非構造部材の耐震対策実施率は約3割に留まり、対策が遅れていることが9月4日、文部科学省の調べで明らかになった。
文科省、全国学力テスト結果の活用説明会を初開催9/26-27
文科省と国立教育政策研究所は、教育現場での指導方法の改善充実の参考となるよう、全国学力調査結果、指導改善のポイントなどについて説明や情報交換を行う会を開催する。9月26日・27日に教科別に行われ、今回が初の試みとなる。
文科省、3.11以後の社会を考える「サイエンスカフェ」開催
文部科学省は、9月28日に旧庁舎1階の情報ひろばラウンジで行われる2012年度第3回サイエンスカフェの参加者を募集する。テーマは「サイエンスとの<対話>は可能か?-3.11以後の社会を考える」。参加は無料。
文科省、小学校体育のデジタル教材をYouTubeで動画配信
文部科学省は、小学校に配布しているDVD「小学校体育(運動領域)デジタル教材~高学年~」を、文部科学省動画チャンネルに掲載している。9月5日現在、マット運動やフォークダンスなど全部で17本ある。
文科省、高卒認定の実施結果発表…受験者は前年比6.1%減
文部科学省は8月31日、2012年度第1回高等学校卒業程度認定試験実施結果を発表した。2011年度第1回と比較して、受験者は839人(6.1%)減となっている。
中教審、教員養成に修士レベルが必要と答申
中央教育審議会は、8月28日の総会で「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」という答申を取りまとめ、ホームページで公表した。教員の資質向上のため、修士レベルの学修が必要であるとしている。
小中高校の教員向け「キャリア教育の取組み方」手順書をWebで公開
国立教育政策研究所は、小中高校の教員向けに、キャリア教育の取組み方についてパンフレットにまとめ、公表した。キャリア教育の年間指導計画の作成方法や作成事例、キャリア教育に取組む際の疑問に答えるQ&Aなどが盛り込まれている。
全国学力テスト、全国平均上回る都道府県はすべて少人数学級を実施
文部科学省が8月28日に開催した、公立小中学校の学級規模および教職員配置の適正化に関する検討会議で、2012年度全国学力テストの全教科の平均正答率が全国平均を上回っている都道府県はすべて、2011年度に少人数学級を実施していることが明らかになった。
「北方領土を考える」中学生対象のスピーチコンテスト…作品募集中
北方領土問題対策協会は、中学生を対象とした「北方領土に関する」全国スピーチコンテストを開催。現在、作品を募集している。
大学教育の質的転換に向けて中央教育審議会が8/28答申
平野文部科学大臣は8月28日、「大学入試の改善」や「高校教育と大学教育の接続・連携の強化のための方策」についてに諮問し、中央教育審議会が答申した。
公立の小中高校数は減少傾向、私立の小中学校と中高一貫校は増加…学校基本調査2012
文部科学省は8月27日、2012年度「学校基本調査」の速報結果を発表した。公立の小中高校の数は、2002年度より減少の一途をたどる一方、私立の小中学校と中高一貫校は増加傾向にあることが明らかになった。
大学進学率2年連続低下、専門学校は3年連続上昇…学校基本調査2012
文部科学省は8月27日、2012年度「学校基本調査」の速報結果を発表した。卒業後の進路について、中学校卒業者の98%が高校進学、高校卒業者54%が大学進学であることが明らかになった。
学習意欲や体力に影響…文科省「早寝早起き朝ごはん」パンフ配布
文部科学省は、企業で働く保護者向けのパンフレット「企業と家庭で取り組む早寝早起き朝ごはん~大人が変われば、子どもも変わる~」を作成、教育委員会や関係機関などへの配布を開始する。
文科省、国際バカロレアの推進に関する調査研究を公募
文部科学省では、国際バカロレアのカリキュラムが、思考力・判断力・表現力などの育成や、課題発見・解決能力、論理的思考力、コミュニケーション能力など、重要能力・スキルの確実な習得を手助けするものと判断。

