埼玉県、子どもの権利侵害の相談件数は3,188件
埼玉県福祉部は2019年8月16日、子どもを権利侵害から救済する「子どもスマイルネット」の2018年度運営状況を公表した。2018年度の相談件数は3,188件で、そのうち子どもからの相談は472件。子どもの相談内容では、「思春期」に関するものがもっとも多かった。
LINE活用した「いじめ相談@かながわ」8/26-9/22実施
神奈川県教育委員会は2019年8月26日から9月22日まで、「SNSいじめ相談@かながわ」を実施する。県内の中学生・高校生約44万人が対象。中学生と高校生が日ごろ使い慣れている無料通話アプリ「LINE」を利用して相談できる。
夏休み明け自殺防止キャンペーン、居場所やメッセージ発信
NPO法人フリースクール全国ネットワークなどは2019年8月19日、夏休み明けの子どもたちの自死を防ぐ「学校ムリでもここがあるよ2019キャンペーン」を共同でスタートした。特設サイトなどを通して、学校や家庭以外にも安心できる居場所があることを子どもたちに伝えていく。
フィルタリング利用促進のための課題・対策を公表…総務省
総務省は2019年8月9日、青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に関するタスクフォース「青少年のフィルタリング利用促進のための課題および対策」を公表した。ペアレンタルコントロールの必要性、フィルタリングのカスタマイズ機能の周知などをあげている。
災害時の連絡、中高生保護者の6割は「チャットアプリ」
Z会グループの栄光が運営する栄光ゼミナールは2019年8月16日、防災の日(9月1日)に向けた家庭の防災に関する実態調査結果を発表した。災害時の連絡方法は「携帯電話」が最多だったが、LINEなど「チャットアプリ」も増加傾向にあり、中高生保護者の約6割を占めた。
子どもだけの外出「ある」6割以上…防犯ブザー所持率は低い傾向
6割以上の親が子どもだけで留守番・外出をさせることがあるが、放課後や休日における防犯ブザーの所持率は15%以下であることが、ALSOKの「小学生の子どもの防犯に関する意識調査」から明らかとなった。
公立小中学校の耐震化率あと0.8%で完了
文部科学省は2019年8月9日、公立学校施設の耐震改修状況フォローアップ調査結果を発表した。小中学校の耐震化率は昨年に続き沖縄県が93.0%でもっとも低かった。
チャイルドシート不要「スマートキッズベルト」とは?
メテオAPACは2019年8月5日、福島県二本松市において開催されたタクシー全席シートベルト着用キャンペーンにおいて、二本松警察署と市内タクシー会社が連携し、乗車中の安全確保に向けた幼児用シートベルト「スマートキッズベルト」の活用法を紹介した。
熱中症の救急搬送が急増、1週間で1万8,347人…消防庁
熱中症により2019年8月4日までの1週間、全国で1万8,347人が救急搬送されたことが、総務省消防庁の速報値からわかった。前週(7月22日~28日)の5,664人から急増し、前年同時期の1万2,477人(確定値)も上回っている。2019年の累計数(速報値)は3万6,425人にのぼる。
災害時の集合場所や連絡手段、しっかり話し合えている5.9%
防災対策として「地域の避難場所」と「家族の集合場所」を知っている子どもは33.3%であることが2019年8月1日、バンダイの調査結果より明らかになった。子どもと災害時の集合場所や連絡手段をしっかり話し合えている家庭はわずか5.9%だった。
【夏休み2019】海の“そなえ”学ぶ体験イベント「海ロデオ」in 江の島
海のそなえソーシャルアクションプロジェクト実行委員会は2019年8月10日、11日の2日間、海のそなえ体験イベント「海ロデオ in 江の島」を開催する。海でのアクティビティを楽しみながら、水の事故を防ぎ海で安全安心に遊ぶための“そなえ”を体験する。
児童虐待、過去最多15万9,850件…28年連続で増加
厚生労働省は2019年8月1日、全国の児童相談所で2018年度中に対応した児童虐待相談件数(速報値)が15万9,850件と、過去最多を更新したことを明らかにした。虐待内容では「心理的虐待」、相談経路は「警察等」がもっとも多く、いずれも半数を占めている。
千葉県、友人関係などを相談できる高校生向けLINE窓口開設
千葉県教育委員会は、トランスコスモスとtranscosmos online communicationsの支援により、高校生向けのLINE相談窓口「そっと悩みを相談してね~SNS相談@ちば2019~」を開設している。実施期間は2019年7月20日から9月3日まで。
海外留学の危機管理実施状況、文科省が大学等847校を調査
文部科学省は2019年7月30日、「大学における海外留学に関する危機管理ガイドライン」フォローアップ調査の結果を公表した。「自分の身は自分で守る」という基本原則を学生に理解させるよう指導している大学等は9割以上となった。
セイバン×KDDI、IoT見守りサービス開発…8/19までモニター募集
ランドセルメーカーのセイバンとKDDIは、IoT技術を活用した子どもの安心・安全を見守るサービス「IoTみまもりサービス」を共同開発した。2019年7月30日から8月19日まで、セイバンを通じてモニターを募集し、9月2日よりモニターサービスを開始する。
子どもの貧困対策、公共料金滞納や食料困窮経験を新指標に
内閣府の「子どもの貧困対策に関する有識者会議」は2019年7月29日、新しい「子どもの貧困対策に関する大綱」に向けた基本的な方針や施策の方向性を取りまとめた。子どもの貧困に関する指標では、公共料金の滞納経験、食料や衣服の困窮経験などを新たに選定した。

