
低年齢のゲームに期待する効果、父はコミュ力・母は教育重視
ゲームで遊ぶことがある3歳から小学生までの子どもを持つ保護者を対象とした調査によると、父親はコミュニケーションツールとして、母親は教育の一環としてゲームを捉える傾向が強いことがわかった。発想力や問題解決能力の向上を期待する声も多かった。

SNS利用状況調査、中高生は女子の利用率が高い傾向
「Twitter」「Instagram」などのSNSの利用率は、中高生では男子よりも女子のほうが高い傾向にあることが、ジェーディーエスが2019年12月4日に発表した調査結果より明らかとなった。

小中高生がニュース情報を得る手段、テレビが最多
小中高生がニュース情報を得るときに利用しているメディアは「テレビ」がもっとも多いことが、栄光ゼミナールが発表した調査結果より明らかになった。中高生はほかに、「ニュース系サイトやアプリ」「SNS」も活用していた。

PISA2018、読解力15位に低下…情報を探し出す力など課題
OECD生徒の学習到達度調査「PISA2018」の結果によると、読書を肯定的にとらえる生徒や本を読む頻度が高い生徒のほうが、読解力が高いことがわかった。本の中でもフィクション、ノンフィクション、新聞をよく読む生徒の読解力の得点が、国際的に高い傾向にあった。

PISA2018、読解力は過去最低15位に下落
経済協力開発機構(OECD)が2019年12月3日に発表した国際的な学習到達度調査「PISA2018」の結果。参加国の中で日本は「読解力」15位、「数学的リテラシー」6位、「科学的リテラシー」5位といずれも前回調査時より低下。「読解力」は、調査開始以来過去最低となった。

保護者が考える小学生の得意・苦手教科、算数は二極化傾向
小学館集英社プロダクション(ShoPro)が小学生の子どもを持つ保護者を対象に実施したアンケート調査によると、保護者が考える子どもの得意・苦手教科について、「算数」は得意・苦手のいずれも上位にランクインしており、二極化傾向にあることがわかった。

子どものネット利用制限はスキル習得逃す…ユニセフ報告
ユニセフ(国連児童基金)は2019年11月29日、報告書「つながる世界で成長する私たち」を発表した。子どものインターネット利用の行き過ぎた制限は、子どもたちが学習とスキルを身に付ける機会を奪うという。

2019年流行、子ども部門1位はプログラミング学習玩具
「こども りびんぐ」プロジェクトが、2019年流行チェック「こどもザ・ベストテン」を発表。「こども部門」1位は、プログラミング学習玩具「ころがスイッチドラえもんワープキット」(バンダイ)。ママ・パパ部門1位は「幼児教育・保育の無償化」となった。

私立高生、学費滞納は過去最低…一方で経済的理由での退学増加
全国私立学校教職員組合連合は2019年11月28日、2019年度9月末(半年間)の「私立中高生の学費滞納と経済的理由による中退調査のまとめ」を公表した。私立高校生は、学費滞納割合が0.87%と過去最低。一方で、経済的理由での中退が増加した。

小学生の将来就きたい職業、30年前と比較…小学生白書
学研教育総合研究所は、学習研究社(現・学研ホールディングス)が1989年に小学生を対象に実施したアンケート調査結果を公表した。小学生が将来就きたい職業の1位は、1989年が「保育士・幼稚園教諭」だったのに対し、2018年が「パティシエ(ケーキ屋さん)」だった。

読書量が30年前と比べて半減…小学生白書
学研教育総合研究所は2019年11月20日、小学生白書Web版・1989年調査を公開した。1か月の読書冊数は、1989年が平均9.1冊だったのに対し、2018年が平均5.0冊と、30年前と比べて読書量が約半分に減っていることが明らかになった。

クリスマスプレゼントの平均予算、前年比1,062円増
クリスマスプレゼントの平均予算は、前年(2018年)比1,062円増の8,686円で4年連続で増加していることが、バンダイが2019年11月21日に発表した「今年のクリスマスに関する意識調査」結果より明らかとなった。

神奈川県、公立小中高の児童・生徒数と学級数一覧公表
神奈川県教育局は2019年11月8日、令和元年度(2019年度)公立小・中学校などの児童・生徒数、学級数、教職員数および公立高等学校(全日制・定時制)の生徒数、学級数一覧を公表した。

2019年赤ちゃん名づけ年間トレンド「令和」がトップ20に
スマートフォン向けアプリ「赤ちゃん名づけ」を提供するリクスタは2019年11月8日、「2019年赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」を発表した。1位は男の子が「颯(はやて など)」、女の子が「心桜(こころ など)」。男女とも「令和」がトップ20にランクインしている。

新しい大学入試制度、8割以上の高校生「見直すべき」
2020年度から始まる新しい大学入試制度について、高校生や浪人生の8割以上が「見直すべき」と考えていることが2019年11月6日、スタディプラスが実施した意識調査より明らかになった。不安な点は「情報不足」がもっとも多く、7割にのぼった。

発達障害をもつ子、不安や困難を経験…神戸大ら調査
発達障害をもつ子どもの不安が高く、持たない子どもに比べてより困難さを経験していることが、神戸大学らの共同研究グループの調査結果より明らかになった。