厚生労働省が3月17日に発表した第111回医師国家試験の合格状況によると、合格率がもっとも高かったのは、「自治医科大学」で100%、ついで「筑波大学医学専門学群」98.2%であった。
厚生労働省は3月17日午後2時、第111回医師国家試験と第110回歯科医師国家試験の合格者を発表した。医師合格率は88.7%、歯科医師合格率は65.0%。医師合格率は、1985年以降最高となった第110回の91.5%から2.8ポイント減少した。
世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、以下QS)は3月8日(現地時間)、The QS World University Rankings by Subject 2017(分野別QS世界大学ランキング2017)を発表した。
朝日新聞社は4月1日、医学部志望の中高生を応援する特別企画イベント「目指せ!医学の道」を開催し、500人を無料招待する。現役の医師や女子医学部生、名門会の医学部受験指導責任者らが登壇し、講演やパネルディスカッションを展開するほか、無料個別相談もある。
サンスター財団は、糖尿病、歯周病などの糖尿病の合併症の予防・治療を目指した基礎研究・臨床への応用研究支援として、海外留学生2名を募集する。日本の歯科・医科・栄養学・生化学分野などの39才以下の研究者が対象。募集期間は4月1日~6月15日。
近畿大学と吉本興業、オムロン、西日本電信電話(NTT西日本)は、「笑い」の医学的検証を行い、「笑い」の測定方法と、「笑い」の習慣が身体や心理的健康に与える効果を解明するため、共同研究を開始したと発表した。
厚生労働省と日本医師会、日本小児科医会は3月1日~7日、「子ども予防接種週間」を実施する。必要な予防接種を済ませ、病気を未然に防ぐよう呼びかけるため、各都道府県医師会などが予防接種に関する保護者からの相談に応じるなどの取組みを行う。
東京大学大学院(薬学系研究科・薬学専攻医療薬学講座)の林久允助教と近畿大学(医学部奈良病院・小児科学)の近藤宏樹講師は2月1日、小児の難病である「進行性家族性肝内胆汁うっ滞症2型」(PFIC2)を対象に、治験を開始することを発表した。
慶應義塾大学と生理学研究所は2月2日、「脳内にあるやる気スイッチを発見した」と発表した。共同研究グループが、マウスを用いた実験で意欲障害の原因となる脳内の部位を特定した。意欲障害の治療法につながる成果だという。
日本経済新聞社クロスメディア営業局は2月~3月、医学部受験予定の学生と保護者を対象とした「医学部受験対策セミナー」を、名古屋・神戸・広島で開催する。事前登録制となっており、申込みはWebサイトで受け付けている。
SAPIX YOZEMI GROUPの医学部合格を目指す受験生のための総合情報サイト「医学部研究室」は関西地区の医学部番付を作成し、Webサイトに1月27日掲載した。医学部の格付けは入試難易レベルともある程度重なるとして、関西地区では京都大と大阪大を横綱に据えた。
Kids Publicが運営する遠隔医療相談サービス「小児科オンライン」は、シンガポール在住の日本人家族向けサービスとしてニチイインターナショナルクリニックとの連携を開始すると発表した。LINEやSkypeを通して日本人医師に直接相談ができる。
関西大学システム理工学部の田實佳郎教授と帝人は、ポリ乳酸繊維を使用した圧電体に日本の伝統工芸である「組紐」の技術を用いたウェアラブルセンサー「圧電組紐」を開発した。ファッション性を加えた生体センサーとしての活用が期待される。
京都大学の研究グループは1月11日、親世代にストレスを与えることでストレス耐性の上昇や寿命の延長が子孫に受け継がれることを発見した。不明な部分が多かった「獲得形質の遺伝」現象のメカニズムについて新規の枠組みを提示するものとして今後の発展が期待される。
平成19年に広尾学園に改称・共学化してから、独特なカリキュラムと上位大学への進学率、優れたICT環境が注目を集め、多くの志願者を集めている広尾学園中学校・高等学校。学校生活や校風、ICT教育などについて田邊裕校長に話を聞いた。
文科省は12月21日、「課題解決型高度医療人材養成プログラム」選定大学の取組状況を公表した。テーマは「放射線健康リスク」と「慢性の痛み」。筑波大学など5大学による医療人材養成のための取組み状況を紹介している。