東京都の学校裏サイト2012年度の不適切な書き込みは減少、内容は悪質化

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不適切な書き込みに占める各校種の割合
  • 不適切な書き込みに占める各校種の割合
  • 不適切な書き込みのリスクレベル別内訳
  • 不適切な書き込みの内訳
 東京都教育委員会は4月15日、2012年度の学校裏サイトの監視結果を公表した。不適切な書込みが検出された学校は延べ1,802校、11,057件。いずれも2011年度に比べて減少していたが、学校の指導を必要とするレベルの書き込みは増加傾向にあった。

 都教委では2009年6月から、都内公立学校全校を対象とした学校裏サイトの監視を毎日続けている。監視結果を毎月まとめ、学校や教育委員会に情報提供しているほか、特定個人に対する誹謗・中傷、いじめや犯罪につながるおそれのある不適切な書き込みについては、サイトの運営者に対して削除要請も行っている。

 2012年度の巡回監視実施校(延べ校数)は、小学校5,217校、中学校等2,524校、高校756校、特別支援学校240校の計8,737校。このうち裏サイトが検出されたのは、小学校169校、中学校901校、高校715校、特別支援学校17校で、いずれも2011年度の検出学校数より減少していた。

 不適切な書き込みは11,057件検出され、このうち高校が77.1%、中学校が22.4%を占めた。事件性が極めて高く、警察への通報を要するとされる「レベル高」の書き込みは確認されなかったものの、学校がすぐに指導する必要性が高いとされる「レベル中」の書き込みは102件あった。「レベル中」が書き込み全体に占める割合は0.9%と低いものの、2011年度の87件から増加し、内容は悪質化の傾向にあった。

 不適切な書き込み内容の内訳は、飲酒や喫煙の告白、虐待や暴力行為などの不適切な行為に関するものがもっとも多く31件。続いて、電話番号や携帯のメールアドレスなど自分の個人情報を公開するものが27件、誹謗中傷が26件、自殺や自傷の予告・告白が11件などとなっている。
《奥山直美》

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