永久歯への移行時期が矯正治療開始のタイミング、2年で一生ものの歯並び

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スーパースマイル国際矯正歯科の賀久浩生氏と賀久麻織氏
  • スーパースマイル国際矯正歯科の賀久浩生氏と賀久麻織氏
  • 中央の透明な矯正装置がインビザライン
  • インタビューに応える矯正歯科専門医の賀久浩生氏
  • インタビューに応える小児歯科専門医の賀久麻織氏
  • インタビューに応える賀久浩生氏と賀久麻織氏
  • 治療方法の紹介
  • 診療エリアの様子
  • 治療に通う子どもたちの写真
 子どもの歯の矯正治療には年々関心が高まっているが、いつごろから始めればよいのか、子どもの負担にならないかなど、ざまざまな不安から治療に踏み切れない保護者も多いという。子どもの歯の矯正治療について、都内2か所で矯正歯科医院を展開するスーパースマイル国際矯正歯科の矯正歯科専門医賀久浩生氏、小児歯科専門医の賀久麻織氏に話を聞いた。

◆効率的な矯正治療、一生に一度の機会は10歳前後

--「歯の矯正治療は子どもの時期に行うほうが有効だ」と聞きますが、それはなぜでしょうか。

 たとえば、上の歯と下の歯の中央の位置がずれて歯並びが左右非対称になっている場合、顎を片方にずらして噛むようになります。それを一日5~6千回も繰り返していると、よく使う側の筋肉とそれに付着している骨が大きくなり、顔面の成長が終わる15~6歳頃には、顔面が非対称になってしまうことがあります。出っ歯や受け口なども、噛むときに歯があたるために無意識に一方の顎を前にずらすようになり、これを繰り返していると前に出す筋肉が発達して、骨格的な問題に移行しやすくなります。

 このような骨格的な問題になると、手術をしないと元に戻すことが難しくなります。しかし、子どものうちは骨がまだ柔らかく歯も動きやすく、大人になってからの手術を避けることができるため、子どもの時期の矯正治療が望ましいのです。

 骨格的な問題に移行しなかったとしても、歯や歯茎に悪影響をおよぼしたり、歯を削るなどの治療をしなければいけないこともあります。子どもの時期に対処しなかったことで、治療が一生続くような問題を作ってしまうこともあり、大人になってから治療すれば子どもの時期と同様の治療結果が得られるというわけではないのです。
《柏木由美子》

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