【全国学力テスト】平成27年度結果発表、秋田・北陸3県が全教科で平均超

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 文部科学省は8月25日、4月21日に実施された平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト、学テ)の結果を発表した。国語、算数・数学については平成26年度に続き学力の底上げが図られている結果となった。

 全国学力テストは、全国的に子どもたちの学力状況を把握するため文部科学省が平成19年度から実施している学力調査。平成27年度調査では、国語、算数・数学、理科の3教科で同調査が実施され、小学6年生が約110万4,000人、中学3年生が約112万2,000人参加。参加校は、国公私立合計30,388校だった。

 教科別に都道府県別・平均正答数(問)結果を見ると、小学校調査では、全国(国公私立)の平均正答数は国語Aが9.8、国語Bが5.9、算数Aが12.1、算数Bが5.9、理科が14.6。秋田県と、富山県、石川県、福井県の4県はすべての教科で全国の平均正答数を上回った。中学校調査の全国平均正答数は、国語Aが25.2、国語Bが6.0、数学Aが23.4、数学Bが6.4、理科が13.4。結果は小学校調査と同様に、秋田・富山・石川・福井の4県が全国平均を上回っている。

 また、教科別の都道府県別・平均正答率では、全国(国公私立)の平均正答率は小学校調査では国語Aが70.2%、国語Bが65.6%、算数Aが75.3%、算数Bが45.2%、理科が61.0%。中学校調査では、国語Aが76.2%、国語Bが66.2%、数学Aが65.0%、数学Bが42.4%、理科が53.5%。いずれも、正答数同様に秋田・富山・石川・福井4県の結果が高い。

 文科省国立教育政策研究所は同結果を受け、国語、算数・数学については「下位県の成績が全国平均に近づく状況が見られ、学力の底上げが図られている」と分析。3年ぶりに実施した理科についても、下位県の成績に改善傾向が見られたという。

 同結果を受け、各都道府県は実施報告書や分析を行う可能性があるが、文科省は実施要綱にて調査結果の取扱いは「序列化や過度な競争が生じないようにするなど教育上の効果や影響等に十分配慮することが重要」と注意を促している。

 平成27年度全国学力・学習状況調査の調査結果資料は、国立教育政策研究所Webサイトで概要ほか詳細が閲覧できる。
《佐藤亜希》

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