サイボウズxJTB、中高生向けアクティブラーニングプログラム提供

 ソフトウェア開発のサイボウズは、JTBと業務提携し、中高生にチームワークを教えるプログラム「チームワーク研修」の提供を開始した。今後全国の中学や高校でプログラムを実施していくという。

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高校生対象「TPCプログラム」
  • 高校生対象「TPCプログラム」
  • 中学生対象「チームで仕事体験!プログラム」
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 ソフトウェア開発のサイボウズは、JTBと業務提携し、中高生にチームワークを教えるプログラム「チームワーク研修」の提供を開始した。今後全国の中学や高校でプログラムを実施していくという。  

 現在行われている大学入試改革にともなう教育改革や学習指導要領の改訂において、課題の発見や解決に向けて「他者と協働する力」「他者とコミュニケーションする力」は、これからの子どもたちに必要とされる能力として、文部科学省からも発信されている。

 サイボウズは、社内研修で行ってきた「チームワークを高める」プログラムで蓄積したノウハウを活用し、学生向けにアレンジした問題解決型(PBL)プログラムやチームワークを体感する仕事体験プログラムを、2014年から試験的にJTBキャリア教育事業室と共同で実施してきた。

 提供を開始するプログラムは、高校生対象の「TPCプログラム」と、中学生対象の「チームで仕事体験!プログラム」の2つ。高校生対象の「TPCプログラム」は、学校で設定した社会課題のテーマに沿ってチームメンバーで協力しながら調査。解決策をまとめ、プレゼンテーションを行う半年~通年のプログラム。

 中学生対象の「チームで仕事体験!プログラム」は、4~5人のチームを組んで役割分担し「制作会社」としてタブレットを使用し学校紹介動画を作成、納品する。限られた時間内にチームで成果を出す仕事体験プログラム。

 2つのプログラムとも、創造力、表現力、課題発見力、論理的思考力などをはじめ、「他者と協働する力」「他者とコミュニケーションする力」を身につけることを目的としている。

 現在、高校生向けのTPCプログラムは、スーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校の3校が、2016年度より実施予定。サイボウズとJTBは、今後もプログラムの導入校を公募していくという。
《塩田純子》

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