親が投票に行く中学生約8割「18歳になったら選挙に行く」

 親が選挙に行っている中学3年生の79.0%が「18歳になったら選挙に行く」と回答し、身近な大人の行動や意識が中学生の将来の政治参加に影響を与えることが、キッザニアの調査により明らかになった。

生活・健康 中学生
18歳になったら選挙に行く(親の投票との関連)
  • 18歳になったら選挙に行く(親の投票との関連)
  • 18歳になったら選挙に行く(家庭内での政治に関する話題との関連)
  • 国の政治で問題になっていることについて自身が考えることがどのくらいあるか?
  • 誰に投票するか相談せず自分だけで決める
  • 投票する前に候補者の意見を知りたい
  • 政治や政府のことは複雑で理解できない
  • 18歳になって投票する前に知っておきたいこと
 親が選挙に行っている中学3年生の79.0%が「18歳になったら選挙に行く」と回答し、身近な大人の行動や意識が中学生の将来の政治参加に影響を与えることが、キッザニアの調査により明らかになった。

 18歳選挙権の施行にともない、3、4年後に有権者となる中学3年生を対象に行った「選挙や政治に関する意識調査」は、「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」に団体来場実績のある中学校を通じて、質問紙による無記名自記入式により実施。北海道、東北、関東、中部、関西、九州・沖縄の中学3年生1,111名(国公立9校)より回答を得た。調査期間は2016年4月19日から5月18日。

 「18歳になったら選挙に行く」と回答した生徒は全体の56.4%だったが、「親が選挙に行っている」生徒では79.0%が「18歳になったら選挙に行く」と回答。また、家庭で政治についての話題が「よくある」生徒では86.5%、「しばしばある」生徒でも76.1%が「18歳になったら選挙に行く」と回答し、身近な大人の行動や意識が中学生の将来の政治参加に影響していることが明らかになった。

 「国の政治問題に対して自分の考えがあるか」を聞くと、「いつものようにある」「しばしばある」「たまにある」と回答した生徒が83.4%だった。また「政治問題に対する候補者の意見を投票前に知りたいか」に対して、「非常によくあてはまる」「よくあてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答した生徒が78.6%。「誰に投票するかを自分だけで決める」に対して、「非常によくあてはまる」「よくあてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答した生徒が70.4%と、中学生は政治問題について自分で考えており、政治に対して積極的な姿勢であることがわかった。

 中学生の政治への理解度を聞いた質問では、「政治や政府のことは複雑で理解できない」に対して、「強くそう思う」「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した生徒は70.2%。一方で、18歳になって投票するまでに知っておきたいことは「政治の仕組み」が73.6%ともっとも多く、ついで「国民主権や多数決など民主主義の基本」が49.4%、「投票所における投票の仕方」が48.2%、「選挙や政治について正しい情報を得る方法」が47.3%となった。

 監修した東京学芸大学教育学部の松川誠一教授は、今回の調査結果を「中学生が政治参画に対して意外なほどに積極的で純粋な気持ちを抱いている」とし、「政治参画に対する態度形成について家庭や学校が潜在的に果たしている役割の大きさを改めて認識させるものである」とコメントしている。
《外岡紘代》

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