子どもの余暇に「親」が影響…男子1位はTVゲーム、女子は?

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余暇活動の参加人口上位20位(2014~2015年)
  • 余暇活動の参加人口上位20位(2014~2015年)
  • 親のゆとり度と子どもの参加率
  • 余暇市場の推移
  • 子どもの余暇活動参加率
 日本生産性本部は7月14日、「レジャー白書2016」の概要を発表した。余暇活動は「国内観光旅行」が5年連続で首位となった。子どもの余暇では、男子は「テレビゲーム」、女子は「遊園地」が人気だった。子どもの余暇は、親の影響も大きかった。

 「レジャー白書」は、余暇活動調査などをもとに国内の余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的に分析・記録したもの。通算40号目となる「レジャー白書2016」は、8月初旬に発行される。

 これによると、2015年の余暇活動は、「国内観光旅行(避暑・避寒・温泉など)」の参加人口が5,500万人で首位となった。「国内観光旅行」が1位となるのは5年連続で、前年よりさらに100万人増加した。

 2位は「外食」4,390万人、3位は「ドライブ」4,340万人、4位は「読書(仕事・勉強などを除く娯楽としての)」4,230万人、5位は「映画(テレビは除く)」3,660万人。「ジョギング、マラソン」は、前年の28位から19位にランクアップし、参加人数も50万人増の2,190万人となった。

 2015年の余暇市場は、前年比1.0%減の72兆2,990億円。市場規模が突出して大きい「パチンコ・パチスロ」を除くと、前年比1.2%増と、3年連続のプラス成長で、「観光・行楽」「外食」「スポーツ用品」に活況がみられた。

 「レジャー白書2016」では初めて、5~14歳の子どもの余暇に焦点をあてて調査を行い、結果を「少子化時代のキッズレジャー」と題した特別レポートにまとめている。

 子どもの余暇活動の参加率は、1位「トランプ、オセロ、カルタ、花札など」56.4%、2位「テレビゲーム」51.2%、3位「遊園地」50.9%、4位「動物園、植物園、水族館、博物館」50.4%、5位「国内観光旅行」48.3%。上位4位まではすべて、過半数を超える高い参加率を示している。

 男女別では、男子は「テレビゲーム」、女子は「遊園地」が1位。特に10~14歳男子の「テレビゲーム」は、参加率が70.3%と突出している。これに対し、女子は15~19歳になると、1位に「SNS、ツイッターなどのデジタルコミュニケーション」、2位に「カラオケ」が浮上している。

 子どもの余暇活動は、親の影響が大きく、「余暇時間が増えた」と回答した親の子どもは「ボウリング」「ジョギング、マラソン」などのスポーツ、「絵を描く、彫刻する」「模型づくり」など、じっくり取り組む創作系の種目の参加率が高かった。一方、「余暇時間が減った」と回答した親の子どもは「音楽鑑賞」「スポーツ観戦(テレビは除く)」「映画」など、鑑賞系の種目が目立つ傾向にあった。

 また、親が「余暇支出が増えた」と回答した場合は、「温浴施設」「動物園、植物園、水族館、博物館」「遊園地」「国内観光旅行」など観光・行楽系、親が「余暇支出が減った」と回答した場合は「オンラインゲーム」「読書」「ドライブ」「ウォーキング」など比較的安価にできる種目の参加率が高かった。
《奥山直美》

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