聖望学園においても、教室内の無線LANが授業中に中断するというトラブルに何度も見舞われてきた。相談を受けたバッファローのフィールドエンジニアによる調査の結果、DFS(=Dynamic Frequency Selection;動的周波数選択)による障害が原因とわかった。DFSとは、5GHz周波数帯の「W53」「W56」で気象・航空レーダーなどの干渉があった場合、アクセスポイント側が干渉のないチャンネルに退避する仕組みである。法律で義務付けられているため、アクセスポイントには必ず搭載されている。干渉した場合には、移動予定のチャンネルがレーダー波と干渉しないかを無線LANを止めて60秒間監視する必要がある。